内容紹介
東京大学教養学部1年生向け同名講義の単行本化。
物理といえば、覚えた公式を当てはめて問題を解くというイメージがあるかもしれません。
しかし、公式は「実際の現象を理想化し、モデル化したもの」ですので
本来の自然現象との間には違いがどうしても生まれてきてしまいます。
大学で学ぶ本来の物理の考え方は、自然現象をいかにして
「理想化・モデル化」していくというもっとも科学的なアプローチになります。
振り子や剛体球の衝突など高校物理でも理解できる例を取り上げて、
理想化されたものと実際の自然現象の違いを解説するとともに、
ちょっと変わった実験を提示しながら考察を繰り返すことで、
自然現象をどうとらえていくか科学の手法を学んでいく。
内容(「BOOK」データベースより)
本書では、実際の自然現象の抽象化と数理的単純化、モデル化のプロセスとその意味を見ていく。物理法則や公式がなぜ必要で、いかに使われ、どのように役立つかがわかるだろう。「物理の役割は、森羅万象を相手にして自然界の真理、つまりものごとの成り立ち、仕組みとはたらきを明らかにすることだ。このとき、論理性、実証性と柔軟な方法論が武器となる。」パリティ誌の好評連載を単行本化。