森下氏の言う事はよく理解できる。しかしそれが余りにも身近で平易な事だからだろう,人々は「そんな簡単な事で病気が治るわけが無い。あるはずが無い。」と頭っから否定しようとする。しかし彼の言ってる事は誰でも実践できる事ばかり。「文句が有るならやってから言え。」と言いたい。やりもしないで「無理だ無理だ。」とは何事か。篠原佳年さんという医学博士も著書の中で「今,治らない病気も何れ治るようになるだろうと思われている方がおられましたら,申し訳ありませんが,かなりお人好しの見方と言わざるをえません。今,病院でやってる事はそんなことではありません。多少症状は軽くなるが,副作用の恐れのあるクスリを出して,そして殆どの病気を治していません。」と。全くその通りだ。近藤誠医師も「癌は切っても切らなくても生存率は一緒」と言っている。つまり日本の現代医療はかなり根底から見直さなくてはならない状況なのだ。それは「治しているつもりが実は苦しめている。」と言う事だ。実際,医学が進歩すれば病気は減るはずだが,一向に減る気配が無いではないか。勿論,現代医療にも役に立つ側面がある。しかし現代人は余りにも盲目的になり,手軽に簡単に治そうとする。それがそもそも病気の根本的な原因になりうるのだが,とにもかくにも猫も杓子も「現代医学一辺倒」過ぎるのだ。それは大いに反省をすべき点だろう。現代医学というものにも得手・不得手がある。それをちゃんと見極めた上で「何が最も適した治療か」を考える必要がある。