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自然保護を問いなおす―環境倫理とネットワーク (ちくま新書)
 
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自然保護を問いなおす―環境倫理とネットワーク (ちくま新書) [新書]

鬼頭 秀一
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

環境問題はいまや地球全体をおおっている。「地球にやさしく」「自然との共生」…至る所に時代のキーワードが氾濫しているようだ。「自然」や「共生」とは一体何なのだろうか。一八世紀末から始まる欧米の環境思想の系譜を鳥瞰しつつ、その問題点を明らかにするとともに、非西欧社会をも射程に入れた新しい環境学の枠組みを構想する。世界遺産に指定された日本の白神山地のブナ原生林を具体的な事例として、現在の自然保護の考え方を鋭く問いなおす最新の環境問題入門。

登録情報

  • 新書: 254ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1996/05)
  • ISBN-10: 4480056688
  • ISBN-13: 978-4480056689
  • 発売日: 1996/05
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 110,371位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
環境倫理と聞いたとき、あなたなら何を思い浮かべるであろうか。
20世紀に入り、地球のキャパシティーが無限大でないことに気づいた人間。
そして、それに伴い発展してきた「環境倫理」という思想。
この一冊には、その環境倫理の歩んできた歴史と
それに基づいた現状への深い洞察にあふれた理論が散りばめられている。

自然から資源や作物を得るという「社会的・経済的リンク」と
自然の猛威と戦い、共生するための「文化的・宗教的リンク」。
これらのリンクどうしの結びつきが「切れて」しまったとき
人間の収奪が始まり、自然破壊が起こる。
自然に負荷をかけても、被害をこうむるのは自分ではないからだ。
こうしたネットワークの断裂はなぜおこったのか。

そして、これらのリンクを再びつないでいくにはどうすればよいのか。

自然保護の重要性が叫ばれる現代社会の中で
われわれはどのような倫理観でそれを眺めればよいのか。
今後の指標となる名作!!

このレビューは参考になりましたか?
14 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sanny
形式:新書
巷で「自然保護」という言葉をよく目や耳にしますが、
ちょっと立ち止まってみてください。
 自然を保護するってどういうこと?自然って保護するものなの?
 私たちのとって「自然」って何なんだろう?
そんな素朴な疑問がわいてきます。

実は自然保護と一口に言ってもさまざまなものがあり

それと同時にそれらを支えるさまざまな思想、環境倫理があるのです。
そしてその裏には自然と人間のさまざまな関係性があるのです。

環境思想の系譜をわかりやすく整理してある本書は
ちまたの自然保護運動にうさんくささを感じている方、
自然との関係を問い直してみたい方、
これから環境倫理学を始めようという方などにお勧めの一冊です。

(参考文献もたくさん載っているので便利です)

本文は、大きく三部構成になっていて
1.環境倫理思想の系譜
西洋を中心とした自然保護運動運動のおこり、環境思想
をわかりやすく整理しています。
[キーワード;人間中心主義、人間非中心主義、自然の権利、保護と保全

2.新しい環境倫理を求めて

前章の思想の再検討をするとともに、生活者としての自然を生業論などともに考えます。自然との多様なリンケージ(社会/経済/文化/宗教)を全体性として現代的に回復させることを提唱しています。
[キーワード;生業と生活、リンケージ「かかわり」、全体性、風土

3.白神山地の保護運動をめぐって

前章で論じた新しい環境倫理を白神山地という事例をつかってより具体的に論じます。

このレビューは参考になりましたか?
9 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sanny
形式:新書
巷で「自然保護」という言葉をよく目や耳にしますが、
ちょっと立ち止まってみてください。
 自然を保護するってどういうこと?自然って保護するものなの?
 私たちのとって「自然」って何なんだろう?
そんな素朴な疑問がわいてきます。

実は自然保護と一口に言ってもさまざまなものがあり

それと同時にそれらを支えるさまざまな思想、環境倫理があるのです。
そしてそれを形作る自然と人間のさまざまな関係性が存在しているのです。

環境思想の系譜をわかりやすく整理してある本書は
ちまたの自然保護運動にうさんくささを感じている方、
自然との関係を問い直してみたい方、
これから環境倫理学を始めようという方などにお勧めの一冊です。

(参考文献もたくさん載っているので便利です)

本文は、大きく三部構成になっています
1.環境倫理思想の系譜
西洋を中心とした自然保護運動のおこり、環境思想を
多くの参考文献を記しながら、わかりやすく整理しています。
[キーワード:人間中心主義、人間非中心主義、自然の権利、保護と保全

2.新しい環境倫理を求めて

前章の思想の再検討をするとともに、生活者としての自然を生業論などともに考えます。
自然との多様なリンケージ(社会/経済/文化/宗教)を
全体性として現代的に回復させることを提唱しています。
[キーワード:生業と生活、リンケージ「かかわり」、生身と切り身、全体性、風土

3.白神山地の保護運動をめぐって

前章で論じた新しい環境倫理を白神山地という事例をつかってより具体的に論じます。

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