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自然エネルギーの可能性と限界風力・太陽光発電の実力と現実解
 
 

自然エネルギーの可能性と限界風力・太陽光発電の実力と現実解 [単行本(ソフトカバー)]

石川 憲二
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

自然エネルギーの実力と将来、問題点にズバリ答える 地球温暖化と炭酸ガス排出量規制の流れ、環境志向の高まり、化石燃料の枯渇により、炭酸ガスを排出しないエネルギーに注目が集まっている。この中で脚光を浴びているのが、「再生可能エネルギー」、別名「自然エネルギー」だ。しかし、太陽光発電、風力発電には、その生産できる総エネルギー量と気象変化によるエネルギー生産量の不安定化など、多くの制約と限界がある。この本では、現状の盲目的な自然エネルギー礼賛の風潮に対し、科学的、論理的な視点から問題点を指摘し、現実的なエネルギー生産と利用のあり方、将来の見通しなどを示していく。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

石川 憲二
科学技術ジャーナリスト、作家。1958年、東京生まれ。東京理科大学理学部卒業。週刊誌記者を経てフリーランスの編集者&ライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 208ページ
  • 出版社: オーム社 (2010/7/24)
  • ISBN-10: 4274068080
  • ISBN-13: 978-4274068089
  • 発売日: 2010/7/24
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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36 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By θ トップ1000レビュアー
形式:単行本(ソフトカバー)
火力発電や原子力発電の限界(地球温暖化や事故のリスク)が叫ばれると、自然エネルギー礼賛のような状況になりやすい。
だが、本書は単純に礼賛するのではなく、長所と短所をきちんと見据えたうえで、どのようなエネルギー戦略をとるべきかをきちんと検討している。

風力はその不安定性や設備効率の悪さ(20%ほど)をきちんと指摘している。
定格出力(安定して出力できる最大の電力)と最大出力の違いなどは知らなかったので勉強になった。
ジェット気流の活用などという発想はへぇと思わされる。

太陽光も変換効率は10%ほどとあまり割はよくない。
「むしろ天窓をつけて直接照明として取り入れた方がいい」という提案はなるほどだ。

代わりに筆者が推しているのは、水力と地熱である。
急流と火山大国という日本の地形を生かした発電であり、確かに見込みは大きい。

補助金漬け状態になっていて、効率性無視の導入が続く現状にもメスを入れている。
「普及すればコストが下がる」というのも、量産体制が敷かれる可能性はなく、またPCのように大きさを小さくして高性能に集約することの出来ない発電施設では厳しいと論じている(p154〜155)

難しいエネルギー問題だが、決して保守的でもなく、なかなか面白いが堅実な方向性を提示してくれているように思う。
今回の大地震で原発問題が浮上している今だからこそ読んでほしい本。
このレビューは参考になりましたか?
34 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
 福島原発事故後、「自然エネルギーがあれば原発などいらない」という意見がどこからともなく聞こえてきます。曰く「自然エネルギーで賄えるのに原発利権のせいで阻害されてきた」と。本当でしょうか? 自然エネルギー産業だって、もし本当に電力の安定供給が見込めるなら、低リスク、イメージ良好というメリットを、「利権屋」が放っておくだろうかと疑問に思い、自然エネルギーについて勉強しようと思っていたところ、本書にたどりつきました。

 タイトルに「現実解」とあるように、非常に冷静なエネルギーの実態報告がなされています。「論」「意見」というとすぐにイデオロギーまみれの話になるイメージなのであえて「報告」と書きましたが、自然エネルギーには確かに可能性があるけれど、当然のごとく限界もあるという現実的な内容で勉強になりました。

 エネルギー論争前に書かれたものなので事故後の話は盛り込まれていませんが、であるからこそ信頼できる部分もあるかと。タイトルは論文の題のような硬さがありますが、文章はとても読みやすいものでした。一読をオススメします。
このレビューは参考になりましたか?
31 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yosiki
形式:単行本(ソフトカバー)
仕事で自然エネルギー分野の検討をすることになり、
まず知識習得からと思い本屋に行っていろいろ立ち読み
していましたが、その中でこちらが良い内容と思い、
購入しました。

風力発電が効率小となってしまうこと、
逆に意外に水力発電が効率大であることは勉強になりました。
水力発電の現行施設の見直しが、他を進めるより効果があるという意見があり、
納得しました。

2010/07発行の品ですので、東日本大震災以降の内容は記載がありません。
今後著者の書籍があれば購入しようと思います。
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