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自然への介入はどこまで許されるか―事例で学ぶ環境倫理 (いのちと環境ライブラリー)
 
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自然への介入はどこまで許されるか―事例で学ぶ環境倫理 (いのちと環境ライブラリー) [単行本]

クリスティン・E・グドーフ , ジェイムズ・E・ハッチンソン , 千代 美樹
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,300 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

◎生態系と生活、どちらを優先すべきか?

 人類はこれまで、生活のために、欲望のために、自然環境を利用し、
搾取してきました。しかし、そうした行為は、この数十年の間に出現
した公害、食糧危機、多くの生物種の絶滅、そして地球温暖化といっ
た諸問題の発生によって、過去のものになろうとしています。考えな
しに「自然への介入」を続けることは、もはや不可能であるばかりか
犯罪的行為でもあるのです。
 では、環境に対して、わたしたちは何をすべきで何をすべきでない
のか。自然保護は絶対的正義のように見えますが、自然保護によって
利益を奪われる人もいます。生態系と人間社会との間の境界線は、自
明なようでいて常に揺らいでいます。
 本書は、世界各地で起こっている環境問題から12の典型的な事例を
取り出し、当事者の立場で具体的に考え、議論することを通して、自
然環境に対する意識と態度、すなわち「環境倫理」を培おうとするも
のです。答えはありません。読者一人ひとりが、これから創り上げて
いくのです。

内容(「BOOK」データベースより)

ダム建設、サンゴ礁保護、放射性廃棄物、砂漠化、遺伝子組み換え作物、狩猟など、世界各地で起こっている環境問題から12の典型例を取り上げ、持続可能な社会に対する意識と態度を培っていく。

登録情報

  • 単行本: 400ページ
  • 出版社: 日本教文社 (2008/06)
  • ISBN-10: 4531015568
  • ISBN-13: 978-4531015566
  • 発売日: 2008/06
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 847,493位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 遊鬱 VINE™ メンバー
形式:単行本
環境倫理学というまだ新しい学問について、その基礎から応用まで最新のまさに環境倫理学の領域のケーススタディを揃えることで勉強させていただける。

環境倫理学という新しい学問の領域を、境界線を辿ることでそのカバー領域をしらしめてくれると同時に環境倫理学とは決してその境界線内に留まることなくたえず外部へと越境していく学問であることがわかるスリリングな知的体験を追体験させられる。その意味で最適の教科書であるといえる。高校、大学でまさにこの書でしめされているケーススタディに沿って講義を進めることも可能である。

はじめにきちんと記されているが、常に三種類の境界(倫理学の中での境界、人間と人間を取り巻く環境の境界、あるべき環境と現実の環境の境界)を参照していくことの大切さはおそらく新たなトピックと出会ったとしても考える一助となることだろう。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本は、これからの世界をを担う若い学生たちが、具体的な事例を通して考え、討論し、環境に対する理解を深め、将来の生き方や仕事をする上での指針を探るべく書かれた本でしょう。「自然への介入はどこまで許されるか」は、確かに答えの出ないエンドレスなテーマかもしれません。しかし、地球に生きるすべての人間が考えるべきテーマです。テレビをつけても、街に出てもエコという言葉を聞かない日はないほど、流行のように言葉が氾濫していますが、この本は、私たちに普段気がつかない様々な問題を投げかけてくれます。学生に限らず、一読の価値あり!
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
難しい! 2008/7/25
形式:単行本
本書は、生まれたての環境倫理学という分野で何をどう考えていけばいいのかを、さまざまな具体的事例を通して提案している。提案はしているが、答えはない。すべての事例で多くの立場が複雑に対立し、考慮すべき要素はあまりに多く、基盤とすべき情報は――未来に予想される結果に関する情報はもちろん、実態に関するデータさえ――まだあまりに少ない。手遅れになる前にその情報を集めている猶予はあるのか? 誰もが満足できる答えなど出るはずがない、いっそなるがまま自然に任せて……と放り出したくなるほどだ。しかし、その「自然」とは? ここまで人為の加わった環境のどこまでを「自然」というのか? どこまでの自然をどうすれば持続可能な環境にできるのか? 自然の一部であり、同時に自らを含むその自然を破壊する存在でもある私たち人間はこれからどうすればいいのか? ひとつひとつの事例を検証し、なんとか情報を集める努力をし、議論を尽くして各々の問題について最善の答えを念出していくうちに、これからの環境問題を律する普遍的な原則は見えてくるのか? 著者は見えてくると考えている。私は――今はまだ疑問符の中を右往左往している。
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