幸せに暮らす家族の場面から始まる物語。笑顔の子供と妻を眺めながら、今を得られたであろう大学生時代へと回想する。
いささか刺々しい語り手の事を想い、諭そうとする周りの人々。
それに反発してしまう語り手。
そんな語り手と、たまたま出会った女性がもたらした、大切な考え方(いただきますの意味とは…)
そこに料理が絡み合い、語り手の成長へと展開していく。成長した語り手が覚る、今まで自分を支えてくれた人々への感謝と、その言葉の重み。
TSUTAYAで立ち読みしてしまった僕は、不覚にも泣いていました。故に皆さんには、購入するか図書館で借りて家で読むことをお勧めします。
最後に、語り手が過ごしたであろう長い時間を、わずかな時間で得られた事に感謝します。まさに、良質の料理を頂いた如く大変満たされました。ごちそうさまでした。