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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
内容は濃いが疲れる,
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レビュー対象商品: 自民党政治の終わり (ちくま新書) (新書)
1ページの文字数が多いちくま新書で約250ページあるので、記述内容は多く読みごたえがある。本書は全5章から成るが、1章・2章はそれぞれ小沢一郎、小泉純一郎をとりあげており、自民党の一党支配が揺るぎつつあった時期に彼らがどのような役割を果たしたのかを記述している。そして、第3章から第5章は自民党システムについて分析し、その「終焉」について記述している。 私は本書を読んで、「なるほどそんな経緯だったのか」というふうに知識を整理することができた部分が多く、とてもためになった。日々の新聞記事ではあまり意識しないことでも、中期的な観点からみればそんな流れがあったのかと、明確に理解できることがあります。 本書はそんなタイプの本であり、有益な本と言えます。 しかし、その反面、「簡単なことでも、わざわざ、もってまわった難しい表現をしており疲れる」、「同じような内容があちこちで何度も出てくる」と思ったことも事実。 もっとシンプルな表現であれば、さらに良い本になったのかも知れません。
14 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「小泉純一郎」とは何だったのか、良く分かります。,
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レビュー対象商品: 自民党政治の終わり (ちくま新書) (新書)
自民党及び自民党政治を纏めた、良書だと思います。私は、「小泉純一郎」(小泉旋風)とは自民党にとってどのような意味であったのか、 そして「小沢一郎」とはどのような政治家なのか整理したくて読みました。 自民党をぶっ壊すという彼の主張は実は特定の派閥に向けられていたこと、 劇場的とも揶揄される手法はなるべくしてそうしていたこと、 等々、改めて驚きをもって読みました。 本書を読むと、「小沢一郎」という(ある意味)稀有な政治家の背景を知ることも出来ます。 総選挙が近いと思いますので、それまでにご一読をお勧めします。
25 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
なんともタイミングのいい書名が自民党総裁選挙のさなかに出たもんだなぁ,
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レビュー対象商品: 自民党政治の終わり (ちくま新書) (新書)
政治をウォッチしていれば特に目新しい情報を得られるというわけではないが、それでも、田中角栄が完成させた自民党政治のシステムを秘蔵っ子の小沢一郎がまず風穴を開け、旧田中派が弱まった自民党の中で相対的に最大派閥となった旧福田派の中から出てきた小泉純一郎が最終的にぶっ壊してしまったという流れは整理してくれる。改めて思うのは、小沢一郎が《かなり早い段階から総統に抜本的な政治改革を唱え続けたことである。そしてそれを実行に移した》(p.30)ということ。「自民党を割って社会党と新党をつくる」と言っていた金丸信とこの二人が1980年代後半から90年代前半に何を考えていたのか、いつか誰かが明らかにしてほしい。あと、整理してもらったな、と思うのは中選挙区制という選挙制度は《保守自民党に複数の派閥を生み、革新野党に複数の政党を生んできた》(p.206)というあたり。また、二世議員があまりにも有利なシステムを打破するために、県会議員が身分を保ったまま国政にうって出られたり、公務員が選挙に立候補しても復職できるように公職選挙法を改正すべきだと提案していて、それはそれなりに面白いな、と思う(p.173-)。そうなれば、政治家になるリスクはかなり低減され、競争が生まれてきますしね。
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