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自殺自由法 (中公文庫)
 
 

自殺自由法 (中公文庫) [文庫]

戸梶 圭太
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ある日突然、日本に「自殺自由法」施行された。しかし、日本国民は相変わらずの無関心。次々と公共自殺幇助施設「自逝センター」に向かう人の群れ。人間心理の闇をえぐる衝撃の問題作。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

ある日突然、日本に「自殺自由法」が施行された。しかし、国民は相変わらずの無関心だった。それぞれの目的で、公共自殺幇助施設「自逝センター」に向かう人の群れ。そして、それを取り巻く人間たちの思惑…。「死ぬ自由」を得た人間たちの姿を、著者独自のビターテイストな文体で描く問題作。

登録情報

  • 文庫: 428ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2007/11)
  • ISBN-10: 4122049385
  • ISBN-13: 978-4122049383
  • 発売日: 2007/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 247,998位 (本のベストセラーを見る)
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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
公共自殺幇助施設「自逝センター」を利用することで、いつでも好きなときに個人の自由で自殺をすることができる。「死ぬ自由」が保障された世の中になったとき、人はどのような行動をとるのか?社会はどう変わっていくのか?そして、人生の意味はどのように書き換えられるのか?本書はこうした問いに対し、小説という思考実験の場を用いてひとつの解を示しています。まさに「問題作」と呼んでよい一冊。

社会的弱者に対して執拗に「自逝」をすすめる自治体。「自逝」をビジネスに組み込んでいく会社。一族の体面のために息子に「自逝」を進める家族。「自逝センター」は常に人であふれ、順番待ちの列が延々と続く。個人の命の重さは極限まで薄められ、「自逝」の価値(=商品的価値)すら薄まっていく。「死んじゃえばいいじゃん」で全てを済ませることができる社会において、「人間の尊厳」や「命の尊さ」はただの飾り文句に成り下がり、安っぽい未来への希望など何も意味を成さなくなる。

本当に、もう、身も蓋もない内容になってます。そして、命の軽さを表すかのような、文体の異常なほどの軽さも印象的です。

本書は、現代の日本において、書かれるべくして書かれた本だと思います。今だからこそ、読むべき一冊。ぜひご一読を。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
さすがかな笑 2008/8/20
形式:文庫
戸梶さんの作品はいつもかなり面白いのだが、今回の作品も同様で息つく暇もなくザァーっとよんじゃいました。

生と死の価値観、その観念がかなり自殺自由法というものによって人々の意識の中で表面化していく、確かに現実はある意味で誰も自殺を禁止なんてことはいっていない、そもそもそういった類のものでもないから、しかし逆に法的に認めてしまうとどうなるか。
これがまた面白い。

この場合生と死は等価値というよりも、奇異だった現実が実際的なものとなったときの、死への大衆の傾倒が見事に描かれている。

僕はこの現象を大衆化と呼んでいいと思う。現在の日本における大部分の出来事、物、価値観さえもがこの大衆化のなかにある。いわば、いい例えではないが流行。

リーズナブルな生命。そして、それを支える(民主主義的)秩序。

リアリティとはまさにこのこと、現実を無視しても表現は残るから。ならば受け入れることが向きあうこと。そんな風に感じました。

なんにせよ、良い作品でした。

ちなみに映画化したらおもしろいだろうなぁ〜なんて思います。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By doncorleone VINE™ メンバー
形式:文庫
「自殺自由法」というのは、非常に示唆に富んでいて、リアルに想像できる面白い着想である。
しかし、小説の中身がいかんせん幼稚で、読むのが若干苦痛であった。
着想が素晴らしいだけに余計にもったいない。
山田悠介氏の小説のような具合で、文学としての価値は低いといえるでしょう。
「自殺自由法と」という同じテーマで、いろいろな小説家に書かせてみたいです。
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どろどろ
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投稿日: 2007/7/8 投稿者: smz28
問題小説というよりも娯楽小説だ。
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投稿日: 2006/4/15 投稿者: espio999
自殺未遂者オススメしてた
2005年2月「自殺用の拳銃を入手しようとして交番へ侵入したニートが御用」という事件があった。彼がつけていたのブログ(宿命を超えて、自己を超えて)の最後には「警官... 続きを読む
投稿日: 2006/3/27 投稿者: yuki
多分最高傑作
確かに矛盾したところや非現実的なところもあるが、自逝センターはなかなか良く考えられたアイデアで、安楽死などが認められた先にはあってもおかしくない施設である。この作... 続きを読む
投稿日: 2005/11/6 投稿者: rimayo
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投稿日: 2005/2/11 投稿者: エニ
説得力に欠けた
 自殺を国が斡旋・幇助するようになった日本のお話。... 続きを読む
投稿日: 2004/10/16 投稿者: さらぴん
殺し合う人間同士の細かな心理描写があれば良かったです
... 続きを読む
投稿日: 2004/9/30 投稿者: 仁岸 稔
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