見どころ
・あれだけ精力的で、理由はどうあれ生きる希望に満ち溢れていたリョウの深い絶望
・「先を見ない」無法者たちとの対立
・そんな無法者の中の一人との新たな友情
・干し肉の作り方
・汚れた者は山に入れたくない、というセイの意思、行動
・「先を見るのを諦めた」リョウに対するセイの怒り
・絶望に打ちひしがれる未遂者達の自殺幇助を企てる「何者か」の存在
・この手の極限状態サバイバルドラマでは避けて通れない「人食い」へとシフトしていきそうな展開
ホーリーランドの頃からのファンだが
ホーリーランドの主人公は自分の拳や格闘技を「信仰」していたが
自殺島のセイは、山、自然、野生動物を「信仰」していると感じる。
セイのように太古の狩猟民族の如く食や住を「山」に依存していると、
仏教以前の日本にあったような、自然崇拝やアニミズム的な信仰心が生まれるのかもしれない。
衣食足りて礼節を知る と言うが、
自分は極限状態で果たして先を見ることができるだろうか
奪う側に回ってしまうのではないだろうか。
そんな事をふと考えさせられる4巻。