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本の中では、私が感じたような不安について具体例と共にどう対応していいかが書かれていました。この本を読んでいくうちに、今自分は何をすべきか、何ができるのか、どう向き合っていくかが見えてきた気がします。
私は1度、この本を読んだという「死にたい」気持ちを持った方から心に残る言葉を頂きました。それは「私はこの本の中の“人は辛いことから逃げるために自殺するのではない”という言葉に救われました。」という言葉でした。
多くの方がこの本を読まれ救われることを祈ります。
この本の内容は、自殺念慮を持つ本人への対象についても記載されているが、中心は「大切な人を自殺で失いそうな人に対するカウンセリング」と「大切な人を自殺で奪われた人に対するカウンセリング」である。なぜなら、本人への支援について多くの文献があるが、その周囲の人をどのように支えていけばよいのか、に関する文献は少なく、この本は周囲の人への支援について貢献するものである。また、その内容は著者の経験に基づいて具体的で参考になる。
この本の特徴の一つは、1対1のカウンセリングの効果と限界に触れていることだ。そしてサポートの手法の一つとして「ディブリーフィング」について触れている。これは、自殺した者の周辺にいる人たちのグループケアである。この手法は職場などで自殺が発生したときに有効な支援に思える。知識としてこういうものがあると知っているだけで、いざというとき役に立つのではないだろうか。
私はカウンセラーではないが、知識として知っておいて損は無いし、このような本の重要性から★五つの評価にした。
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