これはアメリカで自殺で遺された人たち(サバイバー)のサポートを行っているソーシャルワーカーの方が書いた本です。自殺のサバイバー、精神科医、等が書いた同じような内容の本は他にもありますが、SWが書いた本は初めてかと思います。
夫を1年少し前に自殺で突然喪った時から、早く夫の元へ行きたい気持ちを抱えつつも生き延びています。発売日の翌日、たまたま立ち寄った本屋の自殺・グリーフケアのコーナーでこの本を見つけました。真っ先に「配偶者を自殺で喪った時」のページを開いて読みました。
私の周りの人たちに、「これを読んで!分かって!こんな気持ちなの!」と叫びたくなりました。
それほど、深い理解を感じられる文章でした。・・・実際には、周囲には殆んど隠しているので、それに、知っている人であっても、いつまでも私のうつうつとした話は聞きたくないだろうと思うと、言えませんが。
「さよならも言わず逝ったあなたへ−自殺が遺族に残すもの」カーラ・ファイン著も、同じく自死遺族の私を癒してくれた本の一つです。そちらは、ひたすら体験談が載っていて、自分一人ではないことを実感させてくれます。