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自殺って言えなかった。 (サンマーク文庫)
 
 

自殺って言えなかった。 (サンマーク文庫) [文庫]

自死遺児編集委員会あしなが育英会
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 660 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「天声人語」「編集手帳」をはじめ、「おはよう日本」「ニュース10」(NHK)など多くのメディアで紹介され、反響続々!自殺で親を失った遺児たちが初めて胸の内をつづった衝撃の手記集。

登録情報

  • 文庫: 326ページ
  • 出版社: サンマーク出版 (2005/09)
  • ISBN-10: 4763184105
  • ISBN-13: 978-4763184108
  • 発売日: 2005/09
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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25 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紫陽花 VINE™ メンバー
形式:文庫
本書は自殺した父親を持つ遺児達の肉声を綴った痛ましい作品。自殺した本人も当然苦悩を抱えていた事だろうが、遺された家族達も経済面の苦労は勿論、「あの時声を掛けてあげればこんな事にはならなかったのでは」という自責の念、自殺した姿を直視した場合は何時までも残る衝撃、父親が自殺したと言えば周りから偏見の目で見られるかもしれないという抑圧された心境など様々な後遺症が残る。自殺はバブル崩壊後の90年代後半から急増し、三万人を越え、交通事故による死者の4倍に上るという。

私の会社では、社内ブログを開設しているが、偶々本書が話題に上った。その時、ブログ始まって以来の反響があった。言い方は変かもしれないが、私の世代は"自殺するかもしれない世代"である。投書は殆ど自殺と鬱病の関連性を指摘し、友人が鬱病によって自殺した話、自身が鬱病でカウンセリングを受けている話、鬱病対策の一般論など真剣な論評が続いた。私が思っていたより、鬱病と自殺の問題が身近に存在し、かつ深刻な問題である事を痛感させられた。

自殺する者も遺される者も苦しむ身近で深刻な問題。せめて身近な人だけでも、折に触れ声を掛けるなど、当たり前の思い遣りを見せる心使いの大切さを改めて思い知らされた。
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25 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By readers_leader トップ500レビュアー
形式:文庫
商業目的で出版された類のものでもなく、評価点をつけるような種類の本ではないが、非常に多くのことを考えさせられたので星5つをつけさせていただいた。

私自身、母子家庭で育っており、いろいろつらい思いや寂しい思いもした。

親を早くに亡くすことだけでも耐え難い悲しみであるのに、彼らはそれに加えて、自死遺児であるという底知れず深い悩みを背負い込んでいる。

社会の偏見に対する恐怖、わかったような同情に対するいらだち、自分を遺していった親への恨み・憎しみ、自殺を止められなかったという後悔、笑うことさえも罪悪と感じる自責の念、遺された親も死ぬのではという不安。 

我々にできることは何だろう?

決して彼らを完全に癒す役割は果たせないだろう。

しかし、まずは関心をもつことから始めてみよう。

そのためには他人事ではなく、自分の事と置き換えて考えてみること。

そこからそれぞれ、何か動き出すきっかけを作れればよいのではないだろうか?
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
喪失体験、自責の念、遺族が受ける二次的な苦痛…
ここには、数多くの遺児たちの思いが綴られている。

実名、顔を公表しないと伝わらない、とまで覚悟を決めた遺児たちの行動が、自殺対策基本法の成立を推し進めた原点にもなった。
一方で、そこまでしなければと動かないほど、遺族のケアを進められなかった現実も痛感させられる。

自殺者を減らしたいという遺児たちの思いとは裏腹に、毎年3万人を超える状態がもう10年続いた。自殺によって影響を受ける遺族・関係者はおよそ6人程度おり、単純計算で年間18万人となる。

私は、当事者になるまでその痛みに気付かずに生きてきた。
自死遺族には、読み進めるのは辛いが、同じ思いをしている人がいるという支えになるでしょう。
身近に遺族がいたら、支えになってあげるための想像力を働かせる一冊として読んで頂きたい。
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