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自我論集 (ちくま学芸文庫)
 
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自我論集 (ちくま学芸文庫) [文庫]

ジークムント フロイト , 竹田 青嗣 , Sigmund Freud , 中山 元
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「わたし」の意識はわたしが知らずにいる無意識によって規定されている。「意識」には「無意識」を、「理性」には「リビドー」を対置して、デカルト以来のヨーロッパ近代合理主義に疑問符をつきつけたフロイト。「自我」(「わたし」)を「意識」「前意識」「無意識」という構造として理解しようとした初期の論文から、それを巨大な「エス」の一部ととらえつつ「超自我」の概念を採用した後期の論文まで、フロイト「自我論」の思想的変遷を跡づけた。「欲動とその運命」「抑圧」「子供が叩かれる」『快感原則の彼岸』『自我とエス』「マゾヒズムの経済論的問題」「否定」「マジック・メモについてのノート」の8編を、新訳でおくる。

登録情報

  • 文庫: 360ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1996/06)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4480082492
  • ISBN-13: 978-4480082497
  • 発売日: 1996/06
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
フロイトの書いた論文の中の自我に関するものを集めた本。今までフロイト選集や

フロイト著作集が出ていたが、どれも訳が一貫してなく、間違いも多かった。その

為、原典を当たらねばならなかったが、本書はそういったことはなく、しっかりと

した訳となっている。

フロイトの自我は中期に出来てきた理論で、エスや超自我とセットで理解すると良

い。また、当時は現実を加えた3者から虐げられるかわいそうな存在として見られ

ていたが、後期になるごとにそれらをコントロールしていく司令塔のような機能を

もつものとなっていった。

フロイト以後はアンナフロイトやハルトマンを初めとした自我心理学派によって精

微化されていった。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
訳が良かった 2008/3/26
形式:文庫
「自我」の役割についてよく分りました。
この論文は「フロイト全集17巻」にも収められているけれど訳がちょと違います。
翻訳された方が違うから当たり前ですけれど。

この中では特に、「快感原則の彼岸」の中で生物学的視点から欲動について考察されている部分がわたしは面白かったです。
ゾウリムシの話とかは大好きなので(^∇^)
今度ダーウィンの本も読んでみよっと。
あと、「マジック・メモについてのノート」も良かったです。
何でこれにこだわってるんだろう?と最初は思いましたが、人間の知覚装置をマジック・ノートに喩えているところが面白いなと思いました。
Short-term memoryのようなものかと最初思ったんだけど、ちょと違うのかな?まだまだ理解が浅いです。
フロイトの時代のものとはちょと違うのかも知れないけど、わたしも結構これが好きで小さい頃遊んだなぁ。
よく「りぼん」のオマケとかについてきたんですよね。
「否定」も良かった。
あ〜、よくある!と思いました。
「欲動とその運命」の、自体愛の話もとっても興味深かったです。

というか、やっぱりフロイトさんは面白い。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:文庫
フロイトの論文の中でも
自我について扱ったものを中心に集められている。

第一次局所論から第二次局所論への移行や
欲動を考える上でどうしても必要になり生まれ「死の欲動」の概念など
彼の自我に対する考え方、思想的な変遷はこれを読むことでわかる。

しかし、言っていることが論文ごとにころころと代わるので
初めての人は混乱すると思う。

始めてフロイトを読む人はこれよりも「精神分析入門」がお勧め。
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