内容紹介
<善>の存在論------。人間という主体についての近代的な理解、すなわち<近代的アイデンティティ>の複雑さと豊かさ、偉大さと危うさがいかに形成されてきたかを、隠れた道徳的立場とともに明らかにし、その真価を救出。共同体主義・多文化主義で知られるテイラーの主著、待望の邦訳。
内容(「BOOK」データベースより)
近代的アイデンティティの哲学的人間学により、その複雑さと豊かさ、偉大さと危うさを、隠れた道徳的立場とともに明らかにし、近代の真価を救出する。共同体主義・多文化主義で知られるテイラーの主著、待望の邦訳。
出版社からのコメント
マイケル・サンデルのハーバード大学での講義が昨今話題になっているようですが、本書は、その師であり共同体主義・多文化主義の中心的理論家として著名なチャールズ・テイラーの主著の邦訳です。 本書でテイラーは、自我を〈善〉と分かちがたく結びついているものと捉えた上で、人間という主体、人格をもった存在についての近代的な理解の総体、すなわち〈近代的アイデンティティ〉の、複雑さと豊かさ、偉大さと危うさを、内面性の感覚、日常生活の肯定、自然についての表現主義的な考え方、という三つの要素の形成史から明らかにし、〈近代〉の真価を救出する、みごとな哲学的人間学を打ち立てています。本書は、狭義の哲学のみならず、幅広い方面に影響を与えつづける現代の古典であり、長らく邦訳が待たれていました。 なお、テイラーは「歴史・伝統・文化を異にする人間同士が、複合的アイデンティティを保持しつつ、幸福に共存しうる社会哲学を構築し、その実現に向けて努力してきた傑出した哲学者」として、2008年には京都賞も受賞しています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
下川 潔
1953年生。グラスゴー大学大学院哲学研究科博士課程修了、Ph.D.。現在、学習院大学文学部教授
桜井 徹
1960年生。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、神戸大学大学院国際文化学研究科教授
田中 智彦
1967年生。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京医科歯科大学教養部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1953年生。グラスゴー大学大学院哲学研究科博士課程修了、Ph.D.。現在、学習院大学文学部教授
桜井 徹
1960年生。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、神戸大学大学院国際文化学研究科教授
田中 智彦
1967年生。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京医科歯科大学教養部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)