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自己組織化と進化の論理―宇宙を貫く複雑系の法則 (ちくま学芸文庫)
 
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自己組織化と進化の論理―宇宙を貫く複雑系の法則 (ちくま学芸文庫) [文庫]

スチュアート カウフマン , Stuart Kauffman , 米沢 富美子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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自己組織化と進化の論理―宇宙を貫く複雑系の法則 (ちくま学芸文庫) + 歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
合計価格: ¥ 2,562

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商品の説明

ブックレビュー社

「自己組織化」という基本原理によって生物進化を説明。さらに技術の進化,社会体制までにも当てはめる
キリンの首はなぜ長いのか――「突然変異」と「自然淘汰」により進化したからだ,というダーウィンの進化論は,あまりにも有名だ。しかし,自然淘汰だけで生物界の詳細な構造は説明できないことを著者は指摘する。そして,生物における秩序の多くは自然淘汰の結果などではなく,自己組織化された自発的秩序だと述べている。分子から細胞が組織され,細胞は恒常性を保ち生物を形作り,そして生物が集まり組織化されることで生態系が生まれている。確かに,著者が指摘するように,すべての生物が偶然の産物と考えるよりは,調節的なネットワークによる自己組織化がもたらす秩序であると考える方が説得力がある。

著者は,この自己組織化の基本原理により,進化のビックバンや生命の必然性も説明している。さらには,生物の進化や生命体の営みのみならず,さまざまな技術が競い合うことで技術が進化すること,また社会のルールとしての民主主義体制の合理的説明さえも自己組織化の理論で裏づけることができると述べている。これらの仕組みは,複雑系の法則として発見されつつあるのだという。

(ブックレビュー社)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

メタローグ

複雑系の入門書としてはすばらしいできだ。進化の原動力は自然淘汰だけではなく自己組織化が重要だという主張は、しかし、現在の進化論の理解と矛盾しないとぼくは思うのだが……。自己組織化は生物の進化だけでなく、経済現象から政治・社会・文明史まで適用可能というカウフマンの主張も、説得力がある。それにしても、カウフマン独特の「これでもか~、これでもか~」という解説はくどい。論敵J・メイナード・スミスとはもっと仲が悪いのかと思ったら、お友だち同士なのね。そういう間柄だからあれだけ激烈な論争ができるのか。それとも、そういう間柄でも論争する、彼らの科学者魂をほめるべきか。(佐倉統/東京大学大学院助教授)
『ことし読む本いち押しガイド2000』 Copyright© メタローグ. All rights reserved.
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 595ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/2/6)
  • ISBN-10: 4480091246
  • ISBN-13: 978-4480091246
  • 発売日: 2008/2/6
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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38 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ワールドロップの「複雑系」で初めて複雑系科学の深さを知り、

本書を読みました。

多少の物理学・化学・生物学・進化理論・数学を知っていないと、

また全神経を集中して読まないと、

なかなか理解するのが大変な書籍ですが、

読後の満足感はものすごく大きいものでした。

自己組織化と自然淘汰が上手く結びついています。

また、秩序・カオスの縁・カオスの違いも見事に解説されています。

本書を中核におくと各科学分野がより理解できそうな気がしてきます。

以下に本書と整合しそうな、若しくは共進化しそうな書籍を列記します。

進化理論:

リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」「延長された表現型」「盲目の時計職人」

ダニエル・デネット「自由は進化する」「解明される意識」「ダーウィンの危険な思想」

脳科学:

アントニオ・ダマシオ「感じる脳」「無意識の脳 自己意識の脳」「生存する脳」

ジョセフ・ルドゥー「シナプスが人格をつくる」「エモーショナル・ブレイン」

心理学:

M・チクセントミハイ「フロー理論 喜びの現象学」「楽しみの社会学」

スティーブン・ピンカー「人間の本性を考える」「心の仕組み」

社会学:

アルジュン・アパデュライ「さまよえる近代」

サミュエル・ハンチントン「文明の衝突」

経営学:

クレイトン・クリステンセン「明日は誰のものか」「イノベーションの解」「イノベーションのジレンマ」

P・F・ドラッカー「イノベーションと企業家精神」「マネジメント 上下」

そして未だ読んでいませんが、

本書に出てくる経済学者ブライアン・アーサー「収益逓増と経路依存」は、

当然本書と整合するでしょう。

複雑系の研究がより一層進み、全科学分野の統合理論になり得るか、

大きく期待しながら見守りたいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kinop
形式:単行本
一時流行った"複雑系"。もう終わったのかというのは浅薄。
主流の物理学者からの批判もなんのその、今も複雑系のアプローチは連綿と続いてます。
この本は、今や複雑系の大家となったカウフマンの著作。化学スープ(反応拡散系)からいかにして細胞が出来るのか。また遺伝子進化がランダムなら"良い"進化できない理由をNKモデルを用い説明し、自然淘汰が"良い"進化をもたらすためには自己組織化が不可欠だと言うことを簡単なモデルで説明します。

素晴しい。進化の論理が"科学の宝"として発見されるにはこのような大胆な一歩が不可欠だと思う。

このレビューは参考になりましたか?
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
はっきり言って高度な科学書です。まず自分自身の解かる章からお読み下さい。

1.まず生命の起源
 これは単純なアミノ酸からなぜ生命が生じたのかを複雑系を通して
解説しています。
2.生命のネットワーク
生命の秘密は触媒作用にある
ここからネットワークへの導入部になっています。主に化学的な説明とネットワーク図
による解説です。

3.個体発生の神秘
これは遺伝回路を用いて個体発生の自発的秩序を説明しています。

他にもカンブリア紀大爆発から地球文明の出現までをありとあらゆる森羅万象を
「自己組織化」というテーマからカウフマンは読み解いています。

従って本書のみを読んで理解するのは不可能と考えてください。
巻末に或る索引の科学的内容を一通り理解していなければ、本書の内容を
把握できません。
しかし、悲観する事はありません。
自分の専門、得意分野の章だけを拾い読みすれば良い訳です。

私自身も本書を三分の一程度しか読んでいませんし、知人も学会などの
プレゼンテーションに本書からの引用をよく用いますが、実は一部しか
読みこなしていません。
それだけ多種多様な科学知識を要求される書物です。

しかし、部分読みでも良いから本書に挑戦してみてください。
知的好奇心を十分に、いや百分にも満たしてくれる恐ろしく濃密な
内容の書物です!
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でもけっきょくは
自己組織化の過程が進化で重要な役割を担ったのは納得できるし、
面白い本なのは確かです。... 続きを読む
投稿日: 2003/8/19 投稿者: hiro
学際研究の最先端を紹介。
... 続きを読む
投稿日: 2003/2/25 投稿者: open-window
久々の衝撃
自然淘汰、適者生存という言葉は誰しも耳にしたことがあるのではないだろうか。しかし、数億年という進化の歴史の中でそれほど都合良く条件に適した特質が生命に備わっていく... 続きを読む
投稿日: 2002/7/12
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