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自己愛型社会―ナルシスの時代の終焉 (平凡社新書)
 
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自己愛型社会―ナルシスの時代の終焉 (平凡社新書) [新書]

岡田 尊司
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

“自己愛型社会”とは、欲望と快楽が唯一最大のモチベーションであり、自分が常に輝いていることを求める社会である。民衆がパンとサーカスを求めた古代ローマ帝国、極端な個人主義社会だが、対話と譲歩で道を拓いたオランダ、満たされぬ自己愛を強い国家と戦争で解消するアメリカ。それらを検討する中から、日本の進むべき方向が浮かび上がる。“自己愛のダイナミクス”から社会と歴史を捉え直し、混迷する社会を生き抜くためのヒントを提示する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

岡田 尊司
1960年香川県生まれ。精神科医、医学博士。東京大学哲学科中退、京都大学医学部卒業。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。京都医療少年院勤務。著書に『人格障害の時代』(平凡社新書)、『パーソナリティ障害』(PHP新書)がある。小笠原慧のペンネームで、第20回横溝正史賞を受賞した『DZ』などの小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 238ページ
  • 出版社: 平凡社 (2005/05)
  • ISBN-10: 4582852718
  • ISBN-13: 978-4582852714
  • 発売日: 2005/05
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
たとえば裁判の傍聴記でブログを作る若き女性たちがいる。すなわち、舞台の上に立つリスクを負わず、客席のひとりとして辛辣かつ無責任な言動をおこなう人間の横行し、それをマスコミも面白がる。……これは「遊び心」ではなく「病気」なのだとかねがね感じていたが、本書で得心するものがあった。
それにしても、自己愛が最高潮に達したローマ帝国で、流行したのが「朗読」と「出版」だったとは!
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16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
著者は現代社会の状況を「自己愛型社会」の末期段階ととらえる。自己愛型社会は、これまでの歴史にも何度か登場し、やがて没落したという。古代ローマ、オランダを例にとり、自己愛型社会が終わりを迎えるとき、何が起こるのかを分析する。その上で、アメリカ、現代日本で起きていることを眺めると、それが非常にわかりやすいことに驚かされる。著者は自己愛型社会が終わった後に、どういう時代が来ようとしているのかを明らかにしていく。とてもエキサイティングで、読み物としても面白い、野心的な試みである。
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By カスタマー
形式:新書
現代に危機感をいだいている人は、私も含めて多いと思う。この本は日本社会が、今後どういう方向に向かうのかを、歴史と自己愛心理学の観点から明らかにしていく。自己愛型社会が崩壊し、どういう社会に向かおうとしているのか、生き抜いていくための大きな展望とともに、危険に対して警告を与えてくれる。歴史もまた間違いを犯す。それは自己愛のなせる業だというのは、私も大いに共感するところである。それにしても、歴史を自己愛のダイナミクスでとらえるという試みは壮大で、面白い。中に出てくるエピソードが、どれも興味深く、読み物としても楽しめた。
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