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5つ星のうち 5.0
三輪裕範氏が語る ! 「本物の読書」について,
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レビュー対象商品: 自己啓発の名著30 (ちくま新書) (単行本)
現在の世の風潮は何事もスピード時代になっている。読書をする目的も即効性と効率性を求めて「それが今何の役に立つのであろうか?」という実益のみを求める傾向が強くなってしまっている。しかしこのような読書では一時的には何かの役に立ってもすぐ陳腐化してしまう事が多い。本物の読書とは長い人生の糧になる「姿勢と考え方」を養う事にあるのではないだろうか。このような中で、読書経験豊富な三輪裕範氏が自身の体験から本当に推薦できる古今東西の名著30冊を解説したのが本書である。 本書は1.自伝、2.人間論、3.生き方論、4.知的生活論 の4章からなる。福澤諭吉「福翁自伝」、マキャベリ「君主論」、スマイルズ「自助論」、小泉信三「読書論」梅棹忠夫「知的生産の技術」等30の名著が紹介されている。 優れた本を精読する事の効用を三輪氏は強調されているが、本書を読むと人生の達人の「勇気」や「忍耐」に感化される。本物の読書から自分の人生観を確立してみたいと考える方にぜひお奨めしたい1冊である。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「自己啓発」という言葉の復権,
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レビュー対象商品: 自己啓発の名著30 (ちくま新書) (単行本)
本書のテーマは、題名である「自己啓発」とは何かということに尽きている。「自己啓発」という言葉は現状安っぽく響く。著者の挑戦は、「自己啓発」という言葉の復権と言って良い。「自己啓発」というような題名を使ったハウツー本や、宗教がかった本が書店に溢れている。著者が言うとおり、ある種の問題はかような本で解決することもある。但し、そのような問題はそもそも大した問題ではない。著者の意見や知識を「借りてくる」だけで解決出来る問題は問題とも言えない。 例えば 荘子は二千年以上前に書物を「君の読む所のものは、古人の糟魄のみ」と言いきっている。本とは「残りかす」みたいなものだという意味だ。同じことをションペンハウエルも言ったことは本書でも紹介されている。「他人の頭で考えたこと」は「自分にとっては残りかすみたいなものだ」と荘子は極端に表現したということだ。 スキルやハウツー本が氾濫している状況に対しては、荘子やションペンハウエルの言葉が心に響く。 本当に難しい問題は自分で考え抜くしかない。その「自分で考え抜く」という作業こそが本来的な「自己啓発」だ。極めて難しい知的な作業である。安易に使える言葉ではないはずだ。 題名につられて多くの人が本書を手に取るだろう。但し、本書が紹介する名著には手ごわい本が揃っている。本書を読むことによって かかる名著まで読者が実際にたどりつくかどうかという点に本書の著者の勝負が掛かっている。僕も紹介頂いたいくつかの本を早速購入するところだ。大いに「自己啓発」に励もうと思った次第である
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5つ星のうち 5.0
「自己啓発」の違い,
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レビュー対象商品: 自己啓発の名著30 (ちくま新書) (単行本)
読書が、生きていく上でどれだけ大切か教えてくれる本です。私も子供の時から読書好きでかなりの本を読んできました。社会人になり、特に、普通の会社員(営業職)になってからは、いわゆるビジネス書と呼ばれるものばかりに目がいき、著者が言うところの「仕事上のスキルやハウツーを習得するため」の本ばかりになっていて、心の栄養になるような良い本とじっくりつきあうことをしないでいる自分に気付きました。どうして私は表面的なものばかりにとらわれるようになってしまったんだろうと、ものすごくさびしくなりました。 自分自身を取り戻すために、子供のころの本に対する気持ちを取り戻し、後半の人生を豊かなものにしていきたいと思います。 この本を読んで三輪氏の本に対する姿勢と垣間見れる生き方に憧れました。常に、自分を良く見せようとか成績を上げなきゃとか仕事のことが頭のなかを占めている自分から抜け出し、そんな小さなことであくせくせず、もっと上の方で心の豊かなひととしてゆうゆうと生きたいと心の底から思いました。
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