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自壊社会からの脱却――もう一つの日本への構想
 
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自壊社会からの脱却――もう一つの日本への構想 [単行本(ソフトカバー)]

神野 直彦 , 宮本 太郎
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

貧困と格差の拡大で閉塞感とシニシズムが社会に巣くっている。崩壊しつつある社会システムをどう作り直せばよいのか。神野直彦と宮本太郎が、水野和夫、植田和弘、駒村康平、濱口桂一郎、阿部彩、広田照幸、高端正幸という、各分野の第一人者とともに問題解決のシナリオを提案する。次の時代のための具体的な青写真。

内容(「BOOK」データベースより)

いま、グローバル化と格差・貧困の拡大が進む日本社会のいたるところで、先行きの見えない不安と閉塞感が広がり、政治や行政への不信と諦めが人々の間に巣くっている。「次の時代」への青写真―壊れつつある社会システムから脱却するための、地の足の着いたトータルな構想―が今ほど求められている時はないだろう。金融・経済、環境、社会保障、雇用、福祉、教育、財政など、各分野の最前線で活躍する9人の論者が分野の垣根を越えて共同執筆する本書は、各領域の相互連関に目を向けながらこれからの課題解決の方向性を指し示す、問題提起と提言の書である。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 248ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2011/2/23)
  • ISBN-10: 4000234846
  • ISBN-13: 978-4000234849
  • 発売日: 2011/2/23
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
2008年に開始された全労済主宰のプロジェクト「希望のもてる社会づくり研究会」
での議論をまとめたものである。

前提として今、日本は自壊を始めているとういう立場に立つ。
(原子炉ならメルトダウン、相撲なら腰砕けである)メルトダウンにも腰砕けにも前兆と原因があるように
自壊する日本の理由をみっつあげている。
第一は社会制度の機能不全である、社会保障、財政、雇用、教育、経済と環境保全などである。
第二はそれら社会制度がそれぞれ持っている背反的な矛盾である。経済成長の加速化は雇用の不安定を招き、社会保障の拡充は財政を圧迫する。
第三は、第一、第二の結果としてもたらされた行政への信頼の極端な低下である。

処方箋も示される。
・環境保全型発展(私はこれには懐疑的である。環境保全は大切だがビジネスにはなじまない)
・社会保障システムの再構築(綻びをつくろうようなものではなく一から制度設計すべきである)
・ジョブ型正社員(つまり、職能型社員のことであるが、賛成である。なんでもこなすメンバーシップ型正社員は、
         皆、社長を目指すのが、かたち上の決まりだが、これはおかしい。
         国家公務員なども同じである。社長や次官より高給なジョブ型正社員がいても良い)
・学校の役割の再考(これは必要ではあるが、職業教育に傾くのは、本稿でも指摘するように反対である。
          ワタミが買い取った郁文館が、ワタミの社員養成所だとしたら、と考えれば判るだろう)
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