広田民朗氏の著書は、普通に読んでいても大変面白い。そして根底には「人を大事にする」という不器用で思いやりのある氏の性格が垣間見える。やや大袈裟に言えば、我が国のモータージャーナリスト界の「サムライ」だと思う。人間的に魅力のある人という印象を受ける。
私は、とある外資エアラインにて運航整備についているが、米国の大学を2つ卒業し、連邦資格も2つ取得しているにも関わらず「契約社員」であり、自分より年下の青二才や、勘違い甚だしい正社員に顎で使われる毎日につくづく嫌気が差した。もともと米国にて航空整備士として喰っていくのが目標だったため、陰湿な日本人の職場には辟易し、モチベーションも完全にぶち壊れた。
現在の自動車は、旅客機よりも技術的に進んだ部分もある。そして我が国の自動車整備士は世界でもトップクラスの知識+スキルがあるにも関わらず、待遇があまりにも低過ぎる。それでも仕事としてのやりがいは、外資系エアラインの運航整備よりはあると思う。
もう航空機の整備ごっこや勘違いをした西洋かぶれには愛想が尽き、くたびれ果てた。