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自動車の社会的費用 (岩波新書 青版 B-47)
 
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自動車の社会的費用 (岩波新書 青版 B-47) [新書]

宇沢 弘文
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 735 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

自動車は現代機械文明の輝ける象徴である。しかし、自動車による公害の発生から、また市民の安全な歩行を守るシビル・ミニマムの立場から、その無制限な増大に対する批判が生じてきた。市民の基本的権利獲得を目指す立場から、自動車の社会的費用を具体的に算出し、その内部化の方途をさぐり、あるべき都市交通の姿を示唆する。

登録情報

  • 新書: 180ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1974/6/20)
  • 言語 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4004110475
  • ISBN-13: 978-4004110477
  • 発売日: 1974/6/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
28 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
古典です 2005/5/3
自動車とは確かに快適で便利である半面、自動車の排気による
環境破壊、交通事故による死傷者数の多さという面もある。著者は
新古典派の人間的側面を忘却してきた思考様式、つまり命などを
金銭として算出して社会的費用化することで自動車社会の問題を
解決しようとする思考である。しかしそれに著者は賛同しない。

新古典派と思想的決別を宣し、自動車の社会的費用を、その思考様式とは
別のやり方でいかに内部化するかを探求し、あるべき住みよい社会とは何かを
著者は示唆する。

最近の新書になく、30年前の新書にあるもの、それがこういった
社会哲学力ある本である。真摯に問い詰める。この姿勢をもった新書である。
自動車社会であることの異常さを認識するためにも非常に今日的意味をもつ一冊。
まさに一読の価値あり。
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33 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 この書は、自動車を中心とする交通体系に対する警鐘するものである。事実、現在のモータリゼーション社会は、環境問題や交通事故等の諸問題により大きな外部不経済を生み出している。
 この書については、多くの評論がされているので、多くを述べることは必要もないと思う。しかし、特筆すべきは1974年に出版されていることであり、宇沢弘文先生の現在の諸問題を予測した慧眼には驚かされてしまう。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 希望を探して トップ500レビュアー VINE™ メンバー
Amazonが確認した購入
「使える新書」で紹介されていたことと、題名の分かりやすさに惹かれて購入しました。

初版は1974年で31刷を数えているようですが、まったく古さを感じさせません。そんな感じを受けるのは、本書で指摘されていることが30年前から一向に改善されていないためと考えられます。そう思うと益々居たたまれない気持ちになります。

自動車には問題がある。何よりも歩行者を追いやったことに問題があると指摘しています。その他、交通事故、公害などもあるのですが、そういった問題は社会的費用として車を運転する受益者が負担すべきであるはずだが、そうなっていない。運転者にとっては運転することによる利益のほうが負担よりも大きいため、車を運転するというインセンティブがはたらき、ますます車が増加して問題が拡大していくとされています。

昨年、四国遍路の一部約300kmを歩いたのですが、いかに道路が車のために作られているのか実感しました。悟りを開く前に交通事故で召されてしまうと思うくらいに歩行者にはつらい道が続いていました。

受益者負担という観点に立ち、社会的費用を分かち合わなければならないと思った次第です。でも、自分もまた自動車産業の関係者と思うと複雑な気持ちにもなります。

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最近のカスタマーレビュー
今もなお新鮮
1974年の出版ということで、引用されているデータも1960年代のものが多いですが、
今もなお非常に新鮮な内容です。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: Neo-Sam
自動車産業の社会的費用ではない
自動車を利用するすべての人が、関係する費用を考える。

1 道路整備(高速道路,一般道)
2 交通信号機整備
3... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: kaizen
1974年に書かれた名著である。
1974年に書かれた名著である。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/9 投稿者: 西山達弘
自動車は個人に必要不可欠な乗り物か
東京から引っ越して、今は都心から特急で一時間半ほどの地方都市に住んでいますが、ここへ来てから車はおろか、免許すら持っていないことに心底驚かれることに驚きました。ど... 続きを読む
投稿日: 2009/7/26 投稿者: ヨリ
「社会的共通資本」のあり方を深部から再考する!
日本が高度経済成長を遂げた1970年代、大企業批判が展開され、経済成長至上主義の負の側面として環境・公害問題が大きくクローズアップされるようになった。1974年に... 続きを読む
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新古典派の批判、外部不経済への刮目、このあとどうなったのか!?
~71年にかかれたこの本の内容が、今なお説得力を持つ(!)とはなんてことだろう。... 続きを読む
投稿日: 2004/5/24 投稿者: a-saito
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