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作中で描かれている企業戦士達は、文字通り寝る間も惜しんで働くエリート達。でも人間であるからには眠らずにはいられません。彼らを起こすアルバイトをする主人公と、聡というバイト仲間。
起きている時間は大切です。バリバリ働くのも起きている時間です。でもだからといって睡眠時間は覚醒時間に従属するものではない。そう言われればそうです。現代人が誤解している部分を衝いてきました。
ただ機械的に起こすだけなら目覚まし時計で充分だろうし、本当に快適な目覚めを追求する贅沢をするのなら、人間の起こし屋の方が良いでしょう。どっちつかずなはずの自動起床装置と、それを利用する人間の姿に、現代人の読者は何を見出すでしょうか。
純文学としては、ラストで主人公と聡をもっと打ちのめしてほしかったところですが……
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