出版社/著者からの内容紹介
だからエクセル超初心者の投資家でも
自動処理の方法がよく分かる!!
売買システムの構築に有効なエクセルの操作方法とマクロの記述方法が基本の基
本から分かる。Excelで自動データ処理
本書の特長
本書の構成は『自動売買ロボット作成マニュアル』と大きく異なります。前著
を「専門書」とすれば、本書は「教科書」的な位置づけです。 本書には教材と
してCD-ROMが付属されており、細かく区切られた各章ごとに、具体的な操作を
記録した映像や学習内容に関する確認問題が教材として用意してあります。この
教材と本書を交互に学習を進めていくことで、いっそう理解を深めていただける
のではないかと思います(具体的な利用方法は第1章で説明します)。 エクセ
ルには、バージョン(エクセル2000、2003、2007)によって一部操作方法に違い
があります。そういったときには、本書でも教材でもバージョンごとに場合分け
をして解説しました。
さらに、本書内で紹介するサンプルの最新版は、インターネットでパンローリ
ングの本書紹介ページからダウンロードをできるように
してあります(次ページの図表参照)。また著者のウェブサイト「自動売
買研究所」にも関連情報が掲載されていますので、ぜひご活用く
ださい。
新しい知識を身に付けるには、それなりの時間と労力が欠かせません。しか
し、それが苦しいか楽しいかは、また別の問題です。本書はこれらの試みを通し
て、可能なかぎり分かりやすく解説するように心がけており、知識の習得を実感
しながら、そして楽しみながら学べる内容を目指しました。
本書を手に取っていただいた方の多くは、エクセルを「難解なもの」とみてい
るかもしれません。しかし、筆者はエクセルをむしろ面白いものと感じていま
す。本書を通して、知識だけでなく、その「楽しさ」までも知っていただくこと
ができたとしたら、これに勝る喜びはありません。
ただし、本書では読者がすでに投資に関する基本知識を習得しているという前
提の下で話を進めていきます。したがって、投資用語などに関しては、多少の解
説はするものの、深くは言及いたしません。もし本書を読み解いていくなかで、
聞いたことのない用語などが出てきた場合は、他の書籍などを参照していたきた
いと思います。 また本書を読み進めるに当たって、次の環境が必要となりま
す。ご注意ください。
パソコン本体
ウィンドウズ 2000、XP、Vista
エクセル 2000、2002、2003、2007
出版社からのコメント
「自分の売買ルールをコンピューターにプログラムして、検証してみたい」と
思ったことはないだろうか?
もし、こうした「売買プログラム」術が身についていれば、本当に自分の売買
技法に優位性がある(あった)のか、過去のデータから簡単に検証できるはず
だ。あるいは、その優位性を最大限に発揮できる銘柄や数値を簡単に発見できる
かもしれない。また、発注ソフトと接続させて自動売買の環境を構築することも
可能である。
売買プログラムの知識は、このように、ルール一貫型の売買スタイル「システ
ムトレード」の強化ツールとして非常に有効なのだ。
しかし「プログラム」と聞くと、つい二の足を踏む人も多いだろう。「自分の
パソコンのエクセルでさえ満足に使いこなせないのに・・・」と思う人もいるか
もしれない。
本書『自動売買ロボット作成マニュアル初級編』は、まさにそのエクセルを
使って、パソコン初心者のトレーダーにもスムースに売買プログラムの流れ
を理解してもらおう、という売買プログラムの入門書である。
実際にトレードで利用しようという動機で本書を読むことは、単に一般的な解
説書で勉強するよりも効率的に習得できるはずだ。しかも実際の操作手順と確
認問題が収録されたCD-ROM教材が付いている。本書とCD-ROM教材を併用しなが
ら、一歩ずつ着実に学習を進めることが可能だ。
とにかく実際に自分のエクセルで記述をしてみよう。まずは自分の手で繰り返
すことでプログラムというものに慣れてほしい。そして教材にある確認問題がす
べてクリアできたとき、「きっかけ」となる知識ではなく、「次の段階」の知識
を求めている自分に気が付くことだろう。
著者からのコメント
ル』)は、筆者の予想をはるかに超える多くの方々にご購読いただきました。こ
の場を借りて御礼申し上げます。 読者からの反応は実にさまざまで、心地良い
お褒めの言葉もあれば、耳の痛い意見もありました。その中で特に筆者の心に
ひっかった声があります。
「同書の内容に挑戦したものの、途中で行き詰ってしまい、最後まで理解する
ことができなかった」
そもそも『オリジナル』は、マイクロソフト社のエクセルを用いて自動売買の
環境を構築することに主眼を置いており、次のような内容を含んでいました。
大量の過去データの取得
各主要テクニカル指標の計算
スクロールやズーム可能なチャートの作成
売買システムの検証と最適化
リアルタイムトレード環境の構築
しかし、内容を詰め込み過ぎたがゆえに、結果として、一部の読者を取り残し
てしまったようです。 筆者として、このような事態を放置しておくわけにはい
きません。エクセルを用いた自動売買に興味があり、『オリジナル』をご購読い
ただいた方全員に同書を最後まで読んでいただきたい----そのような願いから、
今回『オリジナル』への準備段階となる『初級編』を世に出そうと再び筆を執る
ことにしたのです。 本書は『オリジナル』を読み解くための知識を養うことに
主眼が置かれています。内容は次のとおりです。
エクセルの基本的な操作方法の紹介
簡単なマクロ作成の練習
『オリジナル』の一部を例に挙げての解説
『オリジナル』を読んでみたけれど難しくて理解できない部分があった方、同
書の内容に興味があるけれど難しそうでなかなか手を出せなかった方、そういっ
た方々にトレードに役立つエクセルとVBAの基礎知識を身に着けていただくた
め、できるだけ丁寧に解説した本です。 本書の内容を習得していただければ
『オリジナル』をさらに深く理解してもらえるものと期待しております。そし
て一人でも多くの方にエクセルを利用して理想のトレード環境を構築していただ
ければ、筆者としてこれに勝る喜びはありません。
著者について
1983年、愛知県春日井市生まれ。名古屋大学教育学部附属高等学校を卒業、上智
大学経済学部経済学科に進学。学業の傍らテクニカル分析と資金管理を融合させ
たシステム売買に関心をもち、2003年よりトレードを実践。以来「完全自動売
買」による「着実」なリターンを求めて研究を重ねている。市場の変動性が高
く、完全自動売買の環境が日本よりも整っており、レバレッジを有効利用できる
という理由から、主に米国先物市場でトレードを実践する。著書『自動売買ロ
ボット作成マニュアル』(パンローリング)はベストセラーとなり「自動売買」
ブームのさきがけとなった。ウェブサイト:自動売買研究所