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自分は死なないと思っているヒトへ―知の毒 (だいわ文庫)
 
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自分は死なないと思っているヒトへ―知の毒 (だいわ文庫) [文庫]

養老 孟司
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

世の中が進歩すればするほど、人間が愚かになっていくのはなぜか!?情報にふりまわされ、「時間」病にかかり、「知ること」の恐ろしさを顧みない…このままでは、どんなにかたい頭の日本人が増えていくことか!「生きている実感」を欠いた日本人であふれることか!カチンカチンの世界に生きる人間への痛烈な警告!ここに養老人間学の原点がある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

養老 孟司
1937年、神奈川県に生まれる。1962年、東京大学医学部を卒業。その後、同大解剖学教室に入り、解剖学を専攻。1995年、東京大学医学部教授を退官。東京大学名誉教授。大ベストセラー『バカの壁』(新潮新書)をはじめとする著作をとおし、ものの見方・考え方、社会のあり方などに一石を投じつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 272ページ
  • 出版社: 大和書房 (2006/12/10)
  • ISBN-10: 4479300627
  • ISBN-13: 978-4479300625
  • 発売日: 2006/12/10
  • 商品の寸法: 15.6 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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By itgaki トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
養老孟司氏が1990年代後半に発表した講演・文章を再編集したものです。

現在まで続く養老先生らしい「都市は脳の表出であり、意識されたものしか存在しない」「意識できるものには限界がある」「教育とは『手入れ』の感覚で」といった話が、体験談も交えて語られています。そのものの見方は共感できる部分が多いので、読み進めることができました。また、講演での語り口をベースにしているためか、マイルドな語り口になっており、それも読みやすい要因になっているような気がします。

ただ、今まで出ている出版物と比べて目新しいところがないので、養老先生本を読み続けてきている方には退屈かもしれません。

一方で、これから養老先生の本を読もうと思っている方には、先に述べたとおり読みやすい本ですので、この一冊から読み始めるのはいいことだと思います。
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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ゴキブリが嫌いな人間は多い。

大の大人が、素っ裸で街を歩いていたら、わいせつ罪で逮捕される。

それはなんでか?

意識の中で設計書にないことだからだそうです。

頭の中で合理的ではない、と判断することを都市や脳みそは排除するのだそうです。

バカの壁か何かでよみましたが、

「脳化」が進むと、非合理的なことというのは排除される。

ゴキブリ、裸で闊歩する大人、これはとても非合理です。

自然というのは非合理です。

都市の中で生きていると「理にかなう(合理)」ということが

人間のある種の判断の基準になっていきますが、養老氏はそういう合理的な判断を行おうとする人間そのものが「自然」であり、「不合理」な部分があると指摘しています。

普段、「合理」「理屈」、「ああなればこうなる」式で考えていた頭に、新鮮な考え方に移りました。良書です。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 街道を行く #1殿堂 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
とても面白いハナシでした。一つのテーマに絞って話が進められているのではなく、著者のその時々の頭の中にあった小片がまとめられた、そんな感じの一冊。著者の以前からの主張である、都会という人間の意識の結晶と自然という人間の意識ではどうにもならないものとを対比させて語られている。日本人のユニークさは、都会を作りながらも、都会生活をなりたたせるために必要な都市型宗教をもっていない点で、自然と人間の暮らしを無意識に調和させてきた歴史を持っている。その典型が里山で、独特の生態系を生み出している。この先日本人が進むべき道を暗に示しているように感じられた。解剖学という視点は実にユニークで面白く惹きつけられる。少し変わった角度で今の暮らしぶりをみてみたいという方に向いているように思います。
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