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自分の部屋があったら (世界の子どもライブラリー)
 
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自分の部屋があったら (世界の子どもライブラリー) [単行本]

マリア グリーペ , Maria Gripe , 山内 清子
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キャンペーンおよび追加情報

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

11歳のロッテンは、ママといっしょに使用人部屋に住んで半年ほどがすぎました。ご主人の家の女の子、マリオンと“仲間”になって、ふたりだけの秘密ももっています。1月からの転校生ドリーがいじめの対象になると、ロッテンは、教師やクラスメイトから守ろうとします。そして、最近ママは、ロッテンに秘密をもっているみたい……。なやむことの多いロッテンは、自分だけの部屋がほしいと思うようになるのです。

内容(「BOOK」データベースより)

十一歳のロッテンは、ママといっしょに使用人部屋に住んで半年ほどがすぎました。ご主人の家の女の子、マリオンと“仲間”になって、ふたりだけの秘密ももっています。一月からの転校生ドリーがいじめの対象になると、ロッテンは、教師やクラスメイトから守ろうとします。そして、最近ママは、ロッテンに秘密をもっているみたい…。なやむことの多いロッテンは、自分だけの部屋がほしいと思うようになるのです。小学上級から。

登録情報

  • 単行本: 415ページ
  • 出版社: 講談社 (1997/02)
  • ISBN-10: 4061947427
  • ISBN-13: 978-4061947429
  • 発売日: 1997/02
  • 商品の寸法: 21.4 x 15.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 325,753位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
話の大きな流れやエピソードよりも、
何度も立ち止まるロッテンに気持ちを添わせて楽しみました。

本書は長編3部作
『エレベーターで4階へ (世界の子どもライブラリー)』
『自分の部屋があったら (世界の子どもライブラリー)』
『それぞれの世界へ (世界の子どもライブラリー)』
の2巻目です。

前作『エレベーターで4階へ (世界の子どもライブラリー)』のあとがきで、
訳者はスウェーデン人の大切にしている言葉
「中庸(ちゅうよう)」の心について解説しています。
中庸の心とは「・・・まず、自分自身しっかりと地に足をつけて立ち、
人のいうことに耳を傾け、それぞれの考えを受けとめて、
自分自身に問いかけ求めていくものなのです。」と。

その「中庸(ちゅうよう)」の心は11歳の主人公ロッテンにも根付いていて、
風変わりで野生的な転校生ドリーや、
幹のぶれている指導をされる代理教師の先生、
母の働くお屋敷の自由なお嬢さま、子どものような心を持つ奥様らと関わる中で、
まず相手の声に耳を傾けて自問自答し、
自分らしい関わり方を模索する場面に出会いました。
さらに、迷ったとき、ロッテンは亡くなったおばあさんに
手紙を書くことで自分の気持ちを整理します。

安易に大勢の声に従おうとする我々の多くとは明らかに異なり、
中庸の心と確かな個を持つロッテンは冷静で素敵です。
ロッテンだけでなく、ほかの登場人物も型どおりの人物ではなく、
柔軟な心を持っているように感じました。

また、スウェーデンの10代も、
日々悩みの中にいて、そこから脱出しようともがいている姿もよく分かりました。

本書で蒔かれたいくつもの種が最終巻『それぞれの世界へ (世界の子どもライブラリー)
でどのように実を結ぶのか楽しみです。
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