面白かったぁ!
前作、『世界一やさしい問題解決の授業』も良かったけど、これはそれを超えてると思う。
中高生向けの問題解決能力を高めるための本だけど、内容は深く、でも、分かりやすい内容だ。
しかも、論理的であれ、とだけ言うのではなく、他者との共存やこころの重要性まで触れてあって、とっても好感が持てる。
内容は物語仕立てになっていて、章の終りにコラムとして、問題解決手法の説明が載っているが、これまた、物語とその解説がぴったりはまって分かりやすい。
これはもう、学校の教科書にすべきではないか。自分が中高生のときに、こんな本に出会っていたら、と悔しくなるぐらいいい本だ。中高生に読んでほしいなぁ。
あとがきで
「圧倒的な想像力、考え抜く力、心の優しさと強さ、たたみ込む力、政治力などを身につけて、初めて理想は貫ける」
とある。自分に足りない能力ばかりだけど、この本を読んだ中高生たちが大人になったら、日本の社会もいい社会になるんじゃないかなぁ。
ただ、ピンキーみたいな少年が現実に今の日本にいたら、きっと学校で嫌われるだろうな。友達からだけでなく、先生からも。「自立した考えを持つ」ことって大変なんだと思う。一人でもピンキーが増えますように。