心療内科とは、何をする科?から始まって、様々な症例を上げた上で、(あくまでも、そこで取り上げた患者を例にしてだけれども)その解決方法までが、語られている。
例として挙げられているもの。
パニック障害、心因性嘔吐、過敏性症候群、仮面うつ病、不眠症、過食症拒食症、過呼吸症候群、心因性頻尿、緊張性頭痛と肩こりでの吐気めまい、起立性低血圧、胃潰瘍胃炎、社会不安障害
そのうえで、一般的には、心身症を、どう理解し、どう立ち向かっていくか。「12のヒント」として、理解のきっかけになりそうな初心者向けの解説がある。
風邪や歯の痛みと異なり、「心身症」と言われても、なかなか理解できない者は多い。
もう一生治らないのではないかと不安の渦のなかに居た私にとって、「心身症の中身を見せてくれた」という意味で、一番嬉しかった。
最後に書かれた心身症克服体験記には、大いに励まされた。
心身症と神経症の区別も知りたかった私は、その点が少し残念。