通常の本から電子本を作るための方法を記載した本
著者は自炊本愛好会という名称で、当然ながらこの本しか
書かれていません。この本の生い立ちであるiPad用PDFリーダー「Smooth Reader」の開発スタッフなど関係者が書かれたものだと思います。
構成は、自炊、つまり通常の書籍をiPadなどの電子機器で電子書籍にすることの概説、そして準備するもの、作業の流れについて最初の20ページあまりで触れています。
メインである自炊の方法を40ページにわたり、写真や画面コピーなど初心者にわかりやすく記載してあります。
色々な本、和綴じの本なども含め本のタイプ別に処理方法が記載され,スキャナーの手入れなどについても言及されています。
最後に電子書籍を読むと題して、SmoothReaderで読むことに言及しています。
付録として自炊ワークブックとして色々な形式の書籍ページサンプルが付属しています。
私のような自炊初心者には、この程度の本が手軽で、且つそんなにお値段がそんなにたかくなくて良いかと思います。
ただ、裁断機もスキャナーも書籍リーダーも1種類に限定しての内容だけに、どの製品を選択すれば良いのかの参考には難しいと思われます。
その分と言ったわけではないと思いますが、自炊の方法は、その通りに辿るだけでほぼ最短で自炊が可能になっています。
入門書としてとてもわかりやすく、また
この本自体、裁断のための切り取り線もついてあるなど、初心者に親切な作りはとてもよいかと思います。
もともとはSmoothReaderの付属している内容ですので、(紙の)書籍は必要ないと思われる人はSmoothReaderを購入すれば良いと言う点でも選択肢は多くあって良いのではと思います。