企業や組織の経営資源に関わる知識を体系的に学ぶことができるのがMBA(経営学修士)であるが、海外のMBAを目指すとなれば、高額な費用とキャリアの中断など大きなリスクを伴う。かつては、企業派遣などのチャンスに恵まれた人、財政的に豊かな人など一部の人だけがチャレンジできるものであった。
本書に登場する十二人 はこのような「幸運に恵まれた人」ではない。優秀ではあるが、読者の隣で机を並べていたり、取引先の仕事相手として日々過ごしていたりする、そんな「普通の人たち」ばかりである。
この体験記を読むと、やる気と覚悟といくば くかの資金があれば、MBAはいまや社会人だれもがチャレンジできるものになったということがわかる。もちろん修了するには相当の努力が必要だが、この手記が語るように努力しただけのものをそれぞれが、それぞれの文脈のなかで、きっちりと手にしているのだ。この体験記がきっかけとなって一人でも多くの方が、自らの人生をより豊かにするためにMBAの門をたたかれる ことを期待する。(本書より)
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