邦訳されているミンデルの著作で最も分かりやすく,無理なくプロセスワークを体験できるように導いてくれる良書です。『24時間の明晰夢』などと読み比べてしまうとやや物足りない感じもしますが,優しく語りかけるような文体で書かれていて,一般の読者にも薦められます。ただ,理論的な部分や全体像を伝えるという面ではやや不足しているので,『プロセス指向心理学入門』(藤見幸雄・諸富祥彦編著,春秋社)とセットで読むことをオススメします。
ちなみに,現在のプロセスワークは本書の内容よりもかなり発展・深化してきていることを付け加えておきます(その発展したものを知りたければ『24時間の明晰夢』(春秋社)をどうぞ。ただし,内容はかなり高度です)。