うつ病患者や強迫観念、PTSD、社会恐怖といった精神疾患に認知療法や、認知行動療法というものが
有効だということが証明されています。
本書に書かれている内容は、そのような認知行動療法に途轍もなく近い考えで成り立っています。
ただ、認知行動療法のような細かいプログラムはないという面で、精神疾患を患う人のためではなく、
複雑な人間関係や社会のなかで、悩みを持つ人に実に参考になり実践できる内容になっている。
誰もが社会上、人間関係の中で生きていかなければならないことは避けられない。
すると、当然悩みやストレスも生まれてくるのは必然とも言えるのではないかと思う。
文庫本でも、人間関係の類の書物は多く陳列されている。その大半が、読んだときはいいが、その後は
忘れてしまっているといった内容が多い。つまり、その場限りなのである。
だが、この本に書かれていることは一読しただけではもったいない。自分の悩みに当てはまる箇所を何度も
熟読し、実践してみることだ。すると、随分と自分が人間関係のなかで楽になったことを実感できる時が来ます。
現在、我が国でもうつ病予備軍がかなりの人数がいると言われています。
うつ病防止のためにも、意義ある内容になっています。(逆にうつ病患者はもっと本格的な書物を要する)
タイトルの「自分が「たまらないほど好き」になる」というのもうなずけるような気がします。
人間関係上で、少しでも悩みを消去していけば自分のことが好きになるような気分になってくるものなのです。
この価格で、その限りではないこの先生きる人生を変えることが少しでもできるのならば、とても安い自己投資と言えます。お勧めします。