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臆病な医者 (朝日文庫)
 
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臆病な医者 (朝日文庫) [文庫]

南木 佳士
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

春から夏に遡上を続けたアユは秋に河口へと下り、たった一年の生を終える。その還り路に見る風景を、たぶん私も見始めている…。他者の死を見つめる医師であり、作家でもある著者が、人生の還り路を辿りながら自らの臆病な眼に映る日常の細部の意外な輝きを綴ったエッセイ、掌篇小説、書評集。

内容(「MARC」データベースより)

他者の死を見つめる医師、そんな自分を凝視する作家。二つの仕事に挟まれて、明日を楽観できなくなってしまった中年男が、自らの臆病な眼に映る日常の細部の意外な輝きを綴ったエッセイ、掌篇小説、書評集。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 238ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2005/02)
  • ISBN-10: 4022643420
  • ISBN-13: 978-4022643421
  • 発売日: 2005/02
  • 商品の寸法: 14.4 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 638,455位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 疲れているあなたへ, 2005/6/4
レビュー対象商品: 臆病な医者 (朝日文庫) (文庫)
映画にもなった「阿弥陀堂だより」の作者のエッセイ集です。
私は電車の中で読んでいて、涙が出そうになったり、思わずほほが緩んだりして困りました。作者と同じうつ病の私だからかもしれませんが、最近、毎日が疲れちゃったなと感じている方や、知らず知らずに頑張り過ぎてしまっている方、家族の介護をなさっている方に読んでいただきたい本です。生きること、死ぬことについて考え直させてくれたり、疲れている心をほっこりさせてくれる文章に随所で出会えます。書評も含まれていることもあり、作者が触れている本に興味を引かれ、早速購入したものもありました。
押し付けがましくなく、さらりと読めるのだけれど、深い。そんな逸品です。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 南木さんの心象表現を味わう, 2007/5/9
By 
dream4ever (鎌倉) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 臆病な医者 (朝日文庫) (文庫)
1999年の同名の著作の文庫化。

エッセイや書評を集めている。芥川賞を取られた後にうつ病の辛い時期を経験されその時の心象や周りの季節の移り変わりの中での想いを綴っている。

火について、という短い文章の中で、患者さんに入浴をしてもよいか聞かれた時、医者は経験により入浴許可のタイミングを会得すると書かれている。そして自分が肺炎になった経験を元に、体が十分に回復すれば自然と入浴を欲してくることを悟る。

そして次の文章で締めくくる。

悩んだら脳ではなくて身体に聞け。幼い日に感じた薪の火のぬくもり、私はいま、身体全部であの穏やかな熱をあびたい。脳ではなく、身体でやすらぎたいのである。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 臆病な医者, 2003/10/25
レビュー対象商品: 臆病な医者 (単行本)
私自身、現在うつ病であり、4年以上苦しんでいます。この本を読んでいくうちに、うつ病を持つ人にしか持ち得ない精神のセンシビリティや、未来予測への不安、過去への郷愁を多かれ少なかれもう物であることが解りました。健康とされる人の精神は、我々と同じうつ病にかかった人からは、理解できないものであることもこの本は私に語りかけてくれます。私は父を自殺でなくしており、自分は妻、子供2人持つ身でです。自分自身も何度も自殺の衝動に駆られる毎日です。でも、そんな人は私だけではないことが解り、心が少し解き放たれる気がする一作でした。
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