水曜どうでしょうは有名だが、UHFなので見た事が無かった。
今年は地デジ元年で、我が家もようやく地デジ化し、やっと見た。
東京ではMXと千葉と埼玉で三種類が見れた。(今現在は埼玉のみ)
初めて見たどうでしょうは非常に面白く、すぐにハマってしまった。
旅行の形式だが、観光名所の紹介は皆無に等しく、旅番組ではないのは明らか。
登場人物も、いつもの四人。その人間関係、織り成す人間ドラマが
どうでしょうの本質だと、短期間だが確信した。
そう思うと、その確信を裏付ける本を読みたくなった。
丁度、その時に見つけたのがこの本。反射的に注文した。
注文後にレビューを読むと、自分の期待と異なる事が書いてあり、心配になった。
しかし、届いた本を読んで驚いた。期待以上に「どうでしょうの本質」が分かる本だった。
途中、笑いが生まれるのに大切な条件や、小悪党に癒されるなど、サブテーマも多数
盛り込まれている。また関係者一人づつにコメントしているのは彼らの配慮だろう。
しかし、首尾一貫しているのは、作っている人が気持よくないと、
見ている人も気持よくないという彼らの確信であり、その恍惚の状態を「温泉」呼び、
そこに至るプロセスを詳細に説明。一人ひとりの「温泉」の内容は異なるともいう。
具体的な説明には、どうでしょうの名場面が用いられるが、新参者の私は見たことの無い
シーンばかり。しかし、どうでしょうに一定の法則があると気付いている人には、
その文脈で読めるので全く支障がないばかりか、シーンが容易に想像出来るから不思議だ。
その意味では、一度もどうでしょうを見た事が無い人には、理解不能かもしれない。
新作のネタバレが多いのも事実だが、登場人物が面白いと思っている人には、
企画のネタバレも支障がないと思えてしまう。
地デジ元年がどうでしょう元年になる人は、私以外にも多数居ると思われ、
この本が今年出されたのも、偶然ではあるまい。
どうでしょうをもっと知りたいと思う人には最適な本で、大きな満足感が残った。
来週、御殿場でトークショウがあり、行こうかと思っていたのだが、
この本の内容を超えられるはずが無いと確信する程の出来栄えであった。
この感動をみなさんにお伝えしたくて、生まれてはじめてレビューを書きました。