鍼灸治療を10年しているので、興味があり読みました。題からすると、腰の治療がいかに大切かということが、メインで書かれているのかなと思ったのですが、「鍼灸の本質」について書かれていました。
一般の人に、鍼の奥行きの深さ、素晴らしさを知ってもらいたいという熱意が感じられますが、一般の人には、むずかしすぎるように思います。私的には、鍼灸師、鍼灸学生に、ぜひ、読んで頂きたいと思いました。
中盤の腰の治療法のあたりは、自称プロ患者の私もむずかしかったです。
第7章の「この鍼灸と共に歩む」は、とても共感出来、著者の真剣に鍼灸に取り組む姿に感動しました。ですので、星5つにしました。
師匠の言葉「施術者にとって最も大切なのは人間性なんだ」これこそ、鍼灸の本質であると私は感じております。
東洋医学の治療者の中には、西洋医学を否定する人がいますが、著者は、西洋医学の素晴らしさも認めながら、鍼の威力も上手く伝えています。
鍼は、本当に奥深く、素晴らしい治療者に出会えれば、人生が変わります。鍼の先生が、セラピストであり、人生の師匠になってくれる場合もあります。しかし、人間性も腕も人によって、すごい差があるのが、現状です。鍼灸師さん、鍼灸学生の方みなさんに、読んで頂き、竹村先生のように、自分の仕事に誇りを持ってほしいと思いました。