欧米を中心に広まりつつある(らしい)腰痛体操の解説本です。
基本的な動作は「うつ伏せに休んで、上半身をそらす」という方法です(ただし、症状によっては前屈する場合もあり)。
誰しも腰が痛い時は、腰を丸めて安静にする傾向があると思いますが、常識の逆を行く方法とも言えるでしょう。
従来の腰痛体操というと、腹筋、背筋強化体操や腰椎、股関節のストレッチなどかなりの努力が必要で、しかも長続きしないのが難点でした。しかし、この方法は自宅で簡単に出来る上、運動直後に背中が軽くなったと感じられるので、試みる価値は大きいと思います。
ページ後半で体験談が数多く載せられています。どれもすばらしい治療効果が述べられていますが、背骨に骨折を起こして曲がってしまっているような老人に、どの程度の効果があるものかどうか、また安全に行えるものか若干の疑問が残りました。
この体操を「やってはいけないケース」を説明してもらったほうが、より説得力があるのではと、個人的には思います。また、細かい注文ですが、P62の「間接」は「関節」の間違いだと思います。