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脳病院へまゐります。 (文春文庫) 文庫 – 2003/7


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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

昭和初期、濃密な男女のSMの世界。愛する男から虐げられつづける女にとって、心の救済とは何だったのか。第86回文学界新人賞を受賞した表題作ほか、「カタカナ三十九字の遺書」も収録。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 165ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2003/07)
  • ISBN-10: 4167656701
  • ISBN-13: 978-4167656706
  • 発売日: 2003/07
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 101,419位 (本のベストセラーを見る)
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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 shima 投稿日 2001/2/21
形式: 単行本
 久々に迫力のある小説を読みました。 愛する男にあてた恋文という形式で、主人公の情念や怨念や狂おしいほどの愛情を描き出しているこの作品に私はすごい力で惹きこまれてしまいました。
谷崎潤一郎に心酔し、残酷に主人公を痛めつける「おまへさま」と、愛しているがゆえに逆らう事はおろか、自分の身を捧げてつくしてしまう主人公の「私」。二人の歪みきった関係を恋文のなかで振りかえっていくというストーリー展開は読者を虜にしていき、一気にクライマックスへと導きます。
 残酷なのに美しく、しびれるような甘さの谷崎の描き出した世界を頼りに始まったはずの二人の遊戯が、だんだんエスカレートしていき、谷崎的世界とは別物に進化していく様は圧巻です。谷崎的世界から、人間のエゴと情念の入り混じった生々しい匂いが漂う世界にシフトしていく二人の関係は、かえってリアルに胸に響きました。 面白かったです。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 Amazon カスタマー 投稿日 2003/8/12
形式: 文庫
愛情表現が想像を絶するものであっても、相手を愛する気持ちに根本的な違いは無いのです。「サディスト」「辱め」「情痴」など、ただの官能小説を思わせる解説には割り切れないものがあります。「おまへさま」の変態ぶりも、それを受け入れる「私」の葛藤も純愛小説の一情景として切ない気持ちで一杯になってしまいます。
収録されている「カタカナ三十九字の遺書」も、常人には理解できない愛情も当人にとっては何物にも変えられないという、もう一つの表現ではないでしょうか。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 なら夫 投稿日 2004/10/19
形式: 文庫
決して全面的には好きな作品ではないのですが、初読から一年半を経過して、奇妙に記憶に残る作品なのでここに記しておきたいと思います。昭和初期、カフェの女給をしていた人妻でもある女が、谷崎を敬愛する帝大生と出会い男女の仲になるのですが、男の閨房での辱めは想像を絶し、それでも相手を愛する女にとって・・・。という類のかなり壮絶な作品なのですが、記憶に残るのはその壮絶な描写ではなく、この作品が醸し残したある種の気品。あるいは、高み。です。壮絶極まり過ぎるほどに徹底的な性的恥辱暴力描写で、エロティシズムの美学とか、官能の美学などと呼ぶべきものなど微塵もないほどに排除されたこの作品が放ち残す異様なノーブル感(?)。これはいったい何なのでしょう。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 央記 投稿日 2006/4/21
形式: 文庫
まず旧仮名遣いで書かれている本書がかもしだす雰囲気は、なんとも言えない息苦しさを覚える。表題作は文學界新人賞受賞作なので長くはないはずなのだが、旧仮名遣いの読みづらさも手伝ってか長く感じられた。
旧仮名遣いが悪いような言い方になってしまったが、この旧仮名遣いは小説に非常に良い効果をもたらしている。帰依と言っても良いほどの女の行動と旧仮名遣いの息苦しさが合わさり、肺に生ぬるい粘着質の液体を流し込まれたような圧迫感が生まれるのだ。情痴という言葉では表すことの出来ないなにかが、この小説にはあると思う。ただ、好き嫌いはわかれると思う。
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