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著者は決して臓器移植を否定しているわけではなく、当時作成された脳死の判定基準に対する疑問を投げかけています。
脳死による臓器提供は、確かに人の生命を救うことができるかもしれませんが、同時に臓器提供者を完全な死に至らしめます。だからこそ、脳死が完全に「脳死」状態であることを理論づけるべきであるという著者の主張に同感しました。
医学常識や知識に果敢に挑み、細かく丁寧に解説している著者のパワーに感服した一冊でした。