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脳内現象 (NHKブックス)
 
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脳内現象 (NHKブックス) [単行本]

茂木 健一郎
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

“私”は脳のどこにいるのか?“私”という明確な意識はいかにして成り立つのか?脳内では千億もの神経細胞が複雑なしくみで結びつき、情報交換をしている。意識が生じるためには、この複雑な脳内の隅々までを、“私”が一瞬にして見渡さなければならない。これはいかにして可能なのか?脳内を見渡す小さな神の視点、すなわち、「脳内現象としての“私”」が生じる根本原理を解き明かす。

内容(「MARC」データベースより)

「私」という明確な意識はいかにして成り立つのか? 脳内では千億もの神経細胞が複雑なしくみで結びつき、情報交換をしている。脳内を見渡す小さな神の視点、「脳内現象としての「私」」が生じる根本的原理を説き明かす。

登録情報

  • 単行本: 245ページ
  • 出版社: NHK出版 (2004/6/24)
  • ISBN-10: 414091002X
  • ISBN-13: 978-4140910023
  • 発売日: 2004/6/24
  • 商品の寸法: 18.2 x 12.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 2.0 ほかの本の薄めたもの, 2005/2/13
レビュー対象商品: 脳内現象 (NHKブックス) (単行本)
この本は著者のほかの本を薄めたもので、新しいものは何もない。
買うのは無駄遣い。
『心を生みだす能のシステム』のほうがずっとよくできている。
クオリアについては、黒川伊保子『怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか』の方が遙かによくわかるし、
脳内現象については池谷裕二『進化しすぎた脳』山本貴光・吉川浩満『心脳問題』の方がいい。
あと、古典的だけど、時実利彦さんの『脳と人間』のほうがおすすめ。
脳と心のメカニズムについては渡辺雅幸『こころの病に効く薬』の法が科学的だしね。
とにかく、この本は読む価値はほとんどなしだね。
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28 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 科学者ならば, 2005/6/5
レビュー対象商品: 脳内現象 (NHKブックス) (単行本)
ちゃんと論証を追える議論のたてかたをして欲しい。論拠が何なのか正直わからないです。それとも現在の所は未決であるならば、未決であるときちんと述べたうえで、未決であっても筆者が支持する理由をレトリックで流さずにきちんと述べて欲しいです。「文学」だから?「脳科学」だから?そういったジャンルの特性に依拠することで論拠の提示を怠ることは、「文学」に対しても「脳科学」に対しても(より積極的に言えば「文学」研究者にも「脳科学」研究者にも)失礼な行為であると思うのですが。あくまで一読者の見解です。様々な知見に関しては面白い部分もありました。
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41 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 まさしく小林秀雄的な話法, 2004/8/31
By 
モワノンプリュ (Japan) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 脳内現象 (NHKブックス) (単行本)
 第1章は、小林秀雄の蛍の話から始まる。茂木の著作でこのネタが出てくるのは何度目だろう。そしてまさしく小林秀雄のごとく、茂木の議論の端緒となるのは、いつも「特権的な経験」だ。電車の「ゴトンゴトン」、幼年時の「おはよう」、山形県立石寺五大堂の雪景色、等など。

 天才志向もこの著者の特徴だ。p154あたりから、科学は凡庸な営みであるからこそ偉大なのだという「メタ認知」への覚醒が大仰に語られる。そんなこと40過ぎまで分からなかったのかという感じだが、それはいい。問題は、そう言いつつ、著者が語ることがいつもブレークスルーであり、新しい地平であり、デカルトやニュートンやアインシュタインが成し遂げたような知の革命を脳科学にもたらすことである点なのだ。また「小さな神の視点」だの「ホムンクルスの復権」だの、ネーミングがいちいち大げさで、ケレン味たっぷりで、わざと誤解を誘うようなもの。

 しかし、茂木の本では、ブレークスルーは決して「訪れない」。新しい地平の必要性の訴えはあっても、地平は「拓けない」。そこにあるのはいつも見せ金であり、煽動でしかない。

 今回の本でも、クオリアやメタ認知を機能主義的にでなく解明することこそが最重要課題と言って読者を引っ張りながら、巻末近くにいってバタバタと機能主義的説明に収束していく。ホムンクルス論も所詮は、機能主義的説明の少々の複雑化としか見えない。第1原理の解明はまだ時期尚早だからだそうだが、だったらこんな巻末近くまで引っ張るなよ、と言いたい。
 付け加えておくが、茂木の議論はさまざまな哲学談義のごった煮になっている。しかもその混ぜ具合は繊細さを欠き、背後にある古臭い主客図式や主知主義が透けて見える。帯で養老が「今世紀の重要な一冊」などと書いているのは、本気か?

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