「成功するイノベーションは知性の偉業ではなく、意志の偉業だ」は
経済学者ヨーゼフ・シュンペーターの言葉だが、アインシュタインの
生き方を見ていると科学的発見も才能以上に、意志の力、信じる力が大切
だとあらためて実感する。スポーツ選手でもそうだが、持って生まれた
素質ももちろん必要だが、それ以上に努力し続ける才能や己を律する
生き方の有無が偉大な選手になるか、そうでないかの分かれ目となる。
茂木さんが書いているように、同時代にアインシュタイン以上の才能の
持ち主はいたはずだが、彼らが相対性理論に辿り着けなかったのは、
そこに「生き方」の違い、「意志」の違いがあったからなのだろう。
私たちはとかく持って生まれた才能の有無だけで人生の可能性を測りがちだが、
アインシュタインの生き方を知れば、才能以上に必要なものがあることが
よく分かる。「才能は生き方で決まる」は今日のように厳しい時代だ
からこそ、とても勇気を与えてくれる言葉だと思う。