…というのが、この本に書かれている対処法です。
文章は分かりやすく、酔っ払いや山手線の例え話も面白いのですが、基本的に否定を羅列しています。
悪くなる原因と仕組みの解説、そして「○○をしても無駄」「○○が悪い」がほぼ全編にわたって続きます。では、具体的に何をすればよいのかというと、タイトルの通りです。漢方薬も勧めていますが「人それぞれだから専門家に相談して」という至極あたりまえの結論しかありません。結局「薬剤師である私のところへ相談に来てください」ということなのでしょうか。
「私のところへ来てこんなに良くなった」という症例をたくさん出されると、宣伝にさえ思えてきます。実際「この本を購入した人は相談料を…」というようなこともしているようです。
読み物としては知識欲を満たしてくれると思います。また、学校の先生などが子供のことを知るために読むには有益かもしれません。しかし、不登校の子を持つ親が、藁をもすがる気持ちで手に取ったときに「アレもダメ、コレもダメ、でも私のところへ来れば治してあげます」ではあんまりです。