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脳の情報を読み解く BMIが開く未来 (朝日選書)
 
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脳の情報を読み解く BMIが開く未来 (朝日選書) [単行本]

川人 光男
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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脳の情報を読み解く BMIが開く未来 (朝日選書) + 越境する脳: ブレイン・マシン・インターフェースの最前線
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商品の説明

内容紹介

BMIブレイン・マシン・インターフェイス=脳と外部機械を直結する技術。周波数を電気刺激に変え音にする人工内耳、うり二つの分身・ジェミノイド、見つめるだけで操作が可能なパソコン――。医療用・介護用として実用段階にある様々なBMI。MRI・脳波などで脳情報をどう捉えるか、行動、感覚、心など脳はどこまでわかったか、今後の課題は?脳神経研究の世界的第一人者が描く、機械と人間をつなぐ技術の明日。

内容(「BOOK」データベースより)

念じるだけで動くASIMO。サルと同期して歩くヒト型ロボット。人口網膜、BMIリハビリテーション。これらは日本が世界に誇るBMI―脳情報を読み取り機械につなぐ技術―の結晶だ。脳神経科学は臨床応用として脳や心の病気を治療するだけでなく、情報通信、教育、マーケティング、経済学、政治学とも融合して、関わる分野の裾野を広げる。文部科学省ほか各省庁では脳情報活用の研究開発を始めている。神経科学、臨床医学、物理学、数学、工学、技術者らがチームワークで世界一に押し上げた基盤技術を日本でどう活かすか?どうしたら少子高齢化の問題を解決し、日本の新産業となるのか。人体への影響は?倫理的な課題は?世界的第一人者による脳神経科学の現状と未来への提言。

登録情報

  • 単行本: 240ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2010/8/10)
  • ISBN-10: 4022599693
  • ISBN-13: 978-4022599698
  • 発売日: 2010/8/10
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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ちまたにある「脳科学」と言うキーワードは、怪しいものが多いと皆が感じているところだと思う。

この本を読むと、現在のセンシング技術で脳から取れる電気・磁気信号や血流などの情報を解析すると、「人間が考えていること」や「人間が環境からどういう情報を取得しているか」等が、実際のところ、どの程度分かるレベルに到達しているのかが分かる。ちまたの「脳おもちゃ」が実はしっかりした根拠に基づいたものではないということもわかる。しっかりとした根拠に基づいた応用例は、学習時間を十分に取った後に、たくさんのセンサを頭部に貼り付けて、静かな部屋で、「右手を動かしたい」と念じれば、ロボットの右手が動くレベルである。雑音だらけなリビングでおもちゃ(少ないセンサ)を頭に適当に乗せただけで、「思い通り」におもちゃが動かせるわけはない。

最先端の「今」の技術レベルが書いてあるので、2011年の今読むべきである。2012年になると、さらに技術が進んでしまって、内容が古くなる恐れがある。少しでも技術に興味がある人は、今読むべきであると思う。ただし、著者の所属するATRの研究内容の紹介が主になっているので、網羅的に情報を取得できるかどうかは分からないので、この本をきっかけに、関連する論文を読んでいくのが良いと思う。

また、将来、脳科学の分野に進んでみたいと思う、高校生も読んでみるのはいいと思う。大学で教育を受ける前の高校生にはかなり難しい内容だが、「脳科学の分野で仕事をしたい」と考えるならば、この本に書いてあることも「脳科学者の仕事」であることが分かるであろう。

なお、著者の川人光男氏は、脳科学の解析手法で世界のリーダの1人であるが、「医学部出身者」ではない。東大理学部物理学科から、阪大大学院基礎工学研究科に進まれた、工学博士である。
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