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脳の学習力―子育てと教育へのアドバイス
 
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脳の学習力―子育てと教育へのアドバイス [単行本]

サラ‐ジェイン ブレイクモア , ウタ フリス , Sarah‐Jayne Blakemore , Uta Frith , 乾 敏郎 , 吉田 千里 , 山下 博志
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

子どもへの教育は、何でも早ければ早いほどよいのか?大人の脳細胞は死滅していくだけで、学習には遅すぎるのか?著者のサラ・ブレイクモアは、行為と自己意識に関する脳内メカニズムについて、ウタ・フリスは、他者の行為や表情から、その意図や心的状態を推測する機能について研究している。「認知神経科学」という新しい分野の第一線で活躍する二人が、最新知見から早期教育や生涯学習に関して「本当のこと」を明かす。

内容(「MARC」データベースより)

子どもへの教育は早いほどよいのか? 大人の脳細胞は死滅していくだけで、学習には遅いのか? 認知神経科学という新しい分野の第一線で活躍する著者2人が、最新知見から早期教育や生涯学習に関する真実を明かす。

登録情報

  • 単行本: 317ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2006/10/17)
  • ISBN-10: 4000057979
  • ISBN-13: 978-4000057974
  • 発売日: 2006/10/17
  • 商品の寸法: 19 x 12.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 331,947位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By シン
形式:単行本
 ロンドンの二人の研究者(女性)が、誕生から老人までのヒトの脳についての、最近の研究を解説した本。

 内容は正確で、読者に理解してもらうために誤解を招くような簡略化を極力避けている。例えば「右脳と左脳の働き」は、右脳と左脳が脳梁という線維の束で密に結合されているので、簡単には区別できるはずがなく、右脳人間、左脳人間は通俗科学である。ネコの脳の発達に臨界期があるがヒトでもあるか、には、ルーマニアのチャウセスク時代に劣悪な条件下で育てられた子供たちが、里親の元で正常に育っているので、明確ではないのではないか、など。年を取っても日々脳を使うことで、神経系も成長すると指摘する。

 正確な知識を伝えるためだろうが、文章が細切れで読みにくいのは残念だ。訳もそれほどこなれているとはいえず、p17のピラミッド細胞(正しくは錐体細胞)のような誤訳もある。ロンドンのタクシー運転手の海馬が大きくなっている、と言う文献をたどろうとした。しかし、原著の文献は出版社のウエッブからリンクをたどって行くように、とあるが、私の不注意かもしれないがどこにも見当たらない。これはぜひ改良を願う。

 これらを除けば、子育てと(自分自身も含む)教育に多くのヒントと勇気をくれる本である。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 清高
形式:単行本
1.内容
陳腐な言葉で申し訳ないが、脳科学から見た脳の学習力について書かれた本。内容は、第8章までは、人間の脳の成長過程を、第9章以降は、主に大人の脳について(p23)。なお、付録として、脳の研究のために用いている道具のことが載っている。
2.評価
突飛なことは載っていない。何冊か脳科学についての本を読んでいれば、出てくる内容が多いように感じた(有酸素運動が脳によい、学習をいつ始めても遅すぎることはない、など)。また、慎重に論を進めているところが多いのがまどろっこしく感じるかもしれない。しかし、それだけ信頼できる本ということなのだろう。この本から読めばまた違った感想を持つかもしれない(2006年刊)ことも考慮して、星5つとしておく。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
何かと科学的な根拠の希薄な教育論争に対して神経科学の知見から教育の在り方について提言している本です。
人には無限の可能性があるという偽善、
教育で人の全てを変えられるという環境原理主義、
科学的な検証があるのかないのか分からない早期教育・英才教育が蔓延している中で、
本書は貴重な提言をしている価値ある書籍だといえます。

但し、教育学と神経科学のブリッジとして認知心理学を活用していることから、
本書で取り扱っている学習が情報の知覚と記憶にかなり偏っているのが残念なことと、
著者の教育に対する情熱からか、脳の可塑性についてのかなり楽観的な解釈が多分に見受けられることが気になります。

本書で神経科学に興味を持たれた方には、本書の推奨書籍にも掲げられている、
アントニオ・ダマシオ、ジョセフ・ルドゥー、スティーブン・ピンカーらの著作を読まれることをお薦めします。

なお、かなり多数の研究者の研究結果を引用しているものの、
それらの引用文献・参照文献についてのリストが掲載されていないのも残念なことです。
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