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脳の力こぶ 科学と文学による新「学問のすゝめ」 (集英社文庫)
 
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脳の力こぶ 科学と文学による新「学問のすゝめ」 (集英社文庫) [文庫]

川島 隆太 , 藤原 智美
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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脳の力こぶ
副題は「科学と文学による新『学問のすゝめ』」。著者は「脳を鍛えるドリル」シリーズなどの著書で知られる医学博士の川島隆太氏と、家庭や子供の教育問題を取材し続けている芥川賞作家の藤原智美氏だ。本書は異なる分野の2人が繰り広げた教育談議である。

意見を交換し合うまで、藤原氏は川島氏が提唱する「脳のトレーニング法」に違和感を抱いていたという。機械的すぎると感じたからだ。しかし論議が深まるにつれて、現代の教育が抱える本質的な問題点においては見方が一致していることに気づく。川島氏は藤原氏という相手を得て、「いままで(脳科学者として)語ってこなかった部分」について初めて公言したと述べている。例えば「世の中に充満する大人たちの拝金主義による醜態をマスコミが事細かに報道することによって、子どもたちにまで、価値観の大転換が生じてしまった」などと、自身の主観に基づく憂いを吐露する。藤原氏は「ゆとり教育」と「つめ込み教育」という二元的な議論そのものに疑問を呈し、目指すべきは両立だと主張する。

論議のテーマは英語、理科・社会から、国語・算数へと進んでいく。また、教育への安直なIT(情報技術)導入がもたらす悪影響について、脳科学と人文学双方の視点から批判を加える。


(日経ビジネス 2006/06/26 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
--このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容説明

脳科学者と芥川賞作家が語る、明日の教育
子どもの脳の発達に合った「学習」とは何か。脳科学者と作家が、自らの子ども時代の体験を振り返りながら、脳科学データをもとに、「明日の教育」を模索する。

登録情報

  • 文庫: 272ページ
  • 出版社: 集英社 (2009/3/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087464202
  • ISBN-13: 978-4087464207
  • 発売日: 2009/3/19
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
時代の先端で仕事を進める脳科学者と、教育現場に詳しい芥川賞作家が交した教育論。公開を前提にしたメールによる往復書簡の形をとっており、語られていることに、私的な面白みだけではなく、公開論争を思わせるスリルがあるので、両者の意見が忌憚なくぶつかりあう心地よさと同時に、確かな信頼感を感じることができた。多くの論点について互いに異なるさまざまな見解が述べられるうちに、両者に共通の問題意識が明らかになっていくが、その一番大事な点は、情報本位と営利優先主義に蝕まれた日本の教育界に対する、二人の深い危機意識だと思う。とくに、コンピュータに依存しきって何ら不安を感じない教育界に対する批判には、人の親として強く共感した。川島さんについてはコンピュター礼賛の人だといういわれのない偏見があったのだが、本書によって蒙を開かれた思い。読みやすく、かつ味わい深い良書だと思う。
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By BLUCE VINE™ メンバー
形式:単行本
最後に、個人的にひどくおぞましいと感じられた怪談を一つ。GHQの意をうけて、戦後の日本の教育システム作りに尽力してきた方々と話をする機会がありました。経済学的に国のシステムを考えると、一番効率の良いシステムは、九割の国民がものをいわない消極的無関心であることなのだそうです。残りの一割のうちの半分は、自然に支配者階級に上りつめてくる、のこりの半分は犯罪を犯す等の不良行為をする人たちがどうしても出てくるといっていました。国を運営しうる5%のエリートが生まれ、残りは、もの言わない羊となるような教育システムを作ってきたのだと説明をされていました。現代社会では、見事にその通りになっているだろうと自慢されてもいました。私は、まさにその通りの社会であることに鳥肌がたちました。無気力、無関心な国民をつくることを目標とした教育を国の支配者たちが目指してきたのであれば、見事に百点満点の結果が出ています。政治家や官僚がどのように腐敗した行為をしても、国民の利益にならない政治を行っても、大きな反発は起こりません。みな、目の前の、本当に小さな小さな幸せに満足して、国から不当にいろいろなものを搾取されたとしても何も考えず、文句も言わず、黙々と暮らしています。支配する側に都合のよい究極の教育システムができあがっているのですから、国が本気の教育改革などをする気はないのではないでしょうか。

ううむ、そのとおりではありませんか?
テレビの内容がくだらないのも、愚民化政策の一つではないでしょうか?

日本沈没!!
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脳と文 2011/1/7
形式:単行本
教育に関するさまざまなテーマが挙がっていて、非常に参考になる。次はここで議論されたことをどうすれば実践に移せるのかについて議論していただきたいです。あるいは実践に移せない原因をはっきりさせることも必要だと思います。
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