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脳のちから 禅のこころ (だいわ文庫)
 
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脳のちから 禅のこころ (だいわ文庫) [文庫]

玄侑 宗久 , 有田 秀穂
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

お経を唱えたり、瞑想したり、あるいは集中して呼吸したり、考えごとをせずに歩く・走るなど、日常生活の中にもセロトニンを活性化させる方法がある。宗教家が脳科学について、生理学者が坐禅について、互いに疑問をぶつけ合い、それぞれの立場から脳と心と体をよりよくする方法、鍛える方法について語り合う。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

玄侑 宗久
1956年、福島県に生まれる。福島県立安積高校卒業後、慶応義塾大学中国文学科を卒業。さまざまな職業を経て、京都、天龍寺専門道場に入門。現在は臨済宗妙心寺派、福聚寺副住職、作家。2001年『中陰の花』(文春文庫)で第125回芥川賞受賞

有田 秀穂
1948年、東京都に生まれる。東京大学医学部卒業後、東海大学病院で呼吸の臨床に従事、筑波大学基礎医学系で脳神経の基礎研究に携わった後、ニューヨーク州立大学へ留学。1990年より東邦大学医学部に移り、1996年より同大学生理学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 288ページ
  • 出版社: 大和書房; A6版 (2008/5/7)
  • ISBN-10: 4479301771
  • ISBN-13: 978-4479301776
  • 発売日: 2008/5/7
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
禅、ヨガ、気功といった東洋の伝統が脳にどのような影響を与えるかについては、この本の共著者有田氏も含め、これまで多くの科学者が研究してきています。この本も基本的にその系譜の上に立っているわけですが、科学者の語彙と論理に固まった論文的な難解書ではなく、非常に読みやすい内容になっています。

自分の専門分野である脳内伝達物資セロトニンに何でも説明させようとする有田氏に対し、「気」の存在を認め、非常に広い視野から驚く程深く広いの科学的知識を駆使して対応する玄侑氏、このパターンでなんと11時間も対談をしたというから驚きです。2人の対話を読むと、今飛ぶ鳥を落とす勢いの脳科学が実はまだ殆ど何も解明できていないことが見えてきます。一方、解明することでなく、実践することを目的にしてきた禅は、すぐに役立ちそうな経験論的処世術を数多く持っているように感じました。

それにしても、僧侶・作家である玄侑氏の脳科学、心理学についての知識には感服しました。
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形式:文庫
心理学や脳科学の知見を持つ禅僧と、禅の研究をしている脳科学者の対談です。

互いが自らの専門領域を持ち、かつ相手の専門領域に対しても知見がある2人ですので、会話が上手く噛み合いながら進んでいきます。

禅は古くから実践され、伝えられてきており、その効果は大きいことは2人とも納得したうえでの対談ですので、禅そのものの信憑性に科学のメスをいれる、というものではなく、禅の効果を脳科学という見地から明らかにすると、どう見えるのか、どう言えるのか、ということについてわかりやすく、かといって表層的ではなく語られています。

互いの専門領域を尊重しながら、また共通の領域を上手く活用しながら対談を進めると、これほど豊になるのか、と感心しながら読み進めました。

また、禅の教えや効果を脳科学の言葉で語ってくれていますので、非常にわかりやすく理解することができました。

近年、経済も社会も目まぐるしい動きを見せていますので、その中で上手くストレスをためすぎずに生きていくために、非常に参考になる情報を得ることができました。
大脳皮質(特に分析・言語を司る左脳)を動かさないことが鍵のようです。
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