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脳のからくり (新潮文庫)
 
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脳のからくり (新潮文庫) [文庫]

竹内 薫 , 茂木 健一郎
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

世界は脳、脳と騒がしいけれど、ではいったい脳のなにが話題なのか?謎なのか?気鋭のサイエンス・ライターと脳科学者がタッグを組んで、脳の構造に始まりゲーム脳からワーキングメモリ、視覚モジュールにホムンクルス、脳内化学物質やニューラルネット、ついにはクオリアやペンローズの量子脳理論に到る研究の最先端までを、これ以上ないほどやさしく解説する脳の「超」入門書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

竹内 薫
1960年、東京生れ。サイエンスライター/理学博士。東京大学教養学部、理学部を卒業後、カナダ・マギル大学物理学科博士課程を修了。湯川薫名義で小説家として活躍する一方、長年「ネイチャー」誌記事翻訳にも関わり、その幅広い科学知識を生かした著書も多数

茂木 健一郎
1962年、東京生れ。脳科学者/理学博士。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部卒業後、同大大学院物理学専攻課程を修了。理化学研究所、英ケンブリッジ大学を経て現職。クオリア(意識のなかで立ち上がる、数量化できない微妙な質感)をキーワードとして、脳と心の関係を探求し続けている。主な著書に『脳と仮想』(小林秀雄賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 306ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/10)
  • ISBN-10: 410129951X
  • ISBN-13: 978-4101299518
  • 発売日: 2006/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 サイエンスライターの「脳の勉強ノート」以上でも以下でもない, 2006/10/30
By 
ゴルゴ十三 "Joke Togo" (Japan) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (殿堂入りレビュアー)    (トップ100レビュアー)   
レビュー対象商品: 脳のからくり (新潮文庫) (文庫)
脳科学について専門外だったサイエンスライター竹内薫氏が「脳について色々勉強して【竹内薫流】に理解し、脳科学の入門書を書いたらこうなりました」という本です。それ以上でも以下でもありません。そんな門外漢が大胆にも「(意識も含む)脳の機能は神経ネットワーク上を神経インパルス(電気信号)が走ることで実現している。よって意識がネットワーク構造とその上の信号に帰せられるとすると、あらゆる物質が意識を持つ」と仮説(珍説)を立てています。これは笑えます。「イギリス人は英語を話す。だから英語を話せばイギリス人である」という類の詭弁です。(必要条件/十分条件/必要十分条件の違いが理解出来てるのかな?「99.9%は仮説」を同じ著者が書いたとはとても思えません。あの本は面白かったのに) こういう精神性だから、ペンローズ仮説に変に執着しちゃう訳なんだなぁ、と納得しました。氏が元物理屋ならば、相転移現象(秩序パラメーター/自発的対称性の破れ)とか、複雑ネットワーク上の同期現象とか、「多体系物理学」の観点でもう一歩進んだ理屈がこねられないものなのかな? 御説を唱えるのは結構なことですが、本を書く前に脳科学専門誌へ論文投稿して、少しは頭を冷やして欲しいものです。

茂木健一郎氏がクオリアに関する一章を寄せていますが、これを目当てにするなら茂木氏の「クオリア入門」の方が満足出来るでしょう。また脳に関する本なら本書で引用されている参考文献に直接当たるか、もしくは池谷裕二氏の著作「海馬」「進化しすぎた脳」「脳はなにかと言い訳する」、アントニオ・ダマシオや久保田競の著作をオススメします。脳科学の現場に居るか居ないかで説得力も変わってきます。
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 誰に説明するための書物か?, 2006/12/21
By 
レビュー対象商品: 脳のからくり (新潮文庫) (文庫)
”脳のからくり”というと、いかにも脳外科的な医学書をブルーバックス的に噛み砕いた書物のような印象を受ける。(すいません、ブルーバックスさん。)確かに、始めの方は脳神経についての説明がなされている。(哺乳類・人だけですが。)後半、いきなり人の意識の話題に移り変わり、論理の飛躍が大きすぎる。また、脳機能の視覚についての仕組みを解説しているのは理解できるが、大脳皮質だけに偏ったものではないだろうか。その他の部位との関係などは触れておらず、”脳のからくり”がすなわち人だけが持つ高機能な感覚”クオリア”だとする論理は、やや読む側にとっては素人だましだと言われても仕方がないだろう。

人の意識とは精神科学の分野であり、脳外科的な分析からは未だ攻めきれない領域であることは、著者自身が十分に了解しているはずである。わからないことが多すぎて、解析不可能であると言った方が読者にはやさしいのではないだろうか。そういう意味で、是非、この書物に副題をつけていただきたかった。”脳で意識が生まれる秘密”など。しかし、この秘密も読んでいてよくわからないのだけれども・・・。量子力学という言葉がでてくることも、少々紛らわしい。物理を知らない一般読者には、なんのことやらという読む気をそぐ内容である。

いったい誰に説明するための書物なのかということを、読書後に感じざるを得ない。いろんな科学的な事象が盛り込みすぎているでのある。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 読み物として, 2007/3/7
レビュー対象商品: 脳のからくり (新潮文庫) (文庫)
 脳に関する本を読んだのはこの本が初めてです。

 竹内薫さんの本は以前一冊読んだことがあり(99,9%は仮説)、わかりやすく面白かったので、この本も、と思って手に取りました。案の定、理解しやすかったので満足しています。

 内容は本当に初心者向けで、初めて触れる分野だったのでいい本に出会えたと思っています。最初に基本的な脳の構造(視覚が中心)を説明されて、最先端の脳内現象「クオリア」の概要に入ります。「クオリア」の部分には茂木先生が執筆を担当なさっていますが、本当にさわる程度だったので、初心者でしたが安心して読むことが出来ました。竹内さんが執筆している所も、分かりにくい所でも、身近な現象に置き換えて説明してくれるので、無理なく読めます。

 ただ、本の分量の割に、内容が薄く、少し中途半端な感もしました。確かに身近な現象に置き換えてくれるのはありがたいのですが、竹内さん(氏はミステリー作家でもあるらしい)の短編小説など、少々余計なところも多いです。

 割とたくさんの脳に関する本を読んだ方には向かないでしょう。
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