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脳と身体の動的デザイン―運動・知覚の非線形力学と発達 (身体とシステム)
 
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脳と身体の動的デザイン―運動・知覚の非線形力学と発達 (身体とシステム) [単行本]

多賀 厳太郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,310 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ヒトというシステムの動作原理の解明をめざすユニークな研究の成果。二足歩行はなぜ可能なのか?乳児の発達はなぜU字型をたどるのか?脳と身体のダイナミクスを、非線形力学・制御理論・脳神経生理学・発達心理学の領域を横断しながら考察する。

内容(「MARC」データベースより)

二足歩行はなぜ可能なのか? 乳児の発達はなぜU字型をたどるのか? 脳と身体のダイナミクスを非線形力学・制御理論・脳神経生理学・発達心理学の領域を横断しながら考察する。

登録情報

  • 単行本: 223ページ
  • 出版社: 金子書房 (2002/02)
  • ISBN-10: 4760895159
  • ISBN-13: 978-4760895151
  • 発売日: 2002/02
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TK
形式:単行本
「生きている状態とは?」という問いから始まり、背景をなす思想史のすばらしいレビュー、そして見事な研究成果の紹介。

エントロピー、非線形性、自己組織化、引き込み、サイバネティクス、パターン形成、散逸構造、シナジェティックス、隷属原理、カオス、現代制御理論、計算論的神経科学などの説明も非常にわかりやすい。

研究成果の紹介部分での前半は、二足歩行のシュミレーションモデルから得られた知見に関するもので、後半は赤ちゃんの行動から得られた知見に関するもの。

二足歩行モデルにおいてのキー概念は、「グローバルエントレインメント」である。その意味することは、歩行パターンは、脳にあるわけでも、体にあるわけでも、環境にあるわけでもなく、その全てに広がって存在している、ということだと理解した。重要なことは、このモデルでは歩きや走りに対応した明確な記号が制御元から与えられるわけではなく、外界・身体・神経系全てがまとまって力学系の相空間をなし、リミットサイクルによって歩行が形成され、自発的に歩きや走りが起こるということである。さらに、上位の制御系を加えることによって、障害物をまたぐなどの目的に即した行動も起こすことができる。この議論に関しては、力学系の言葉を用いてかなりはっきりと書かれていてわかりやすい。とにかく行動がシステム内で自発的に組織化され、ソウハツされるということである。

それから、「計算論vs自己組織化」や、「生得主義vs構成主義」というような二項対立を超える必要がある、という問題意識も、印象的だった。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
素晴らしい 2006/5/1
形式:単行本
目をみはる結果と展開。何度もドキドキした。
「要素に分解して理解する」分子生物学の現場に辟易した自分にとっては脳天直撃の電撃。
今は言語習得に興味を持っているんですが、示唆に富む箇所多数。
例の選択も適切で、読み物としても読みやすい。オススメ。
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