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脳と人間-大人のための精神病理学 (講談社学術文庫)
 
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脳と人間-大人のための精神病理学 (講談社学術文庫) [文庫]

計見 一雄
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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  • 著者ページ: 著者の作品一覧や、著者写真・略歴など、著者に関する情報を満載した「著者ページ」。著者の方は、「著者セントラル」へ。



商品の説明

ブックレビュー社

臨床精神医療の第一人者が,分裂症という「脳の異常」を通じて,脳の正体,ひいては人間の本質にまで迫る
脳の構造と機能の解明は,素人には想像もつかぬレベルまで進んでいる。それでも,わからないことの方が遥かに多い。本書の著者は,精神科救急医療分野の開拓者であり,臨床精神科医の重鎮的存在。特に,精神分裂病を専門としている。

あらゆる科学的な研究にとって,「異常」や「例外」の徹底的な検証と洗い出しは,最重要課題である。そこで著者は,分裂病という脳の異常を通して,脳のしくみを読み解いていく。ただし,本書は専門書でもなければ医療書でもない(専門的な要素は多々含まれているが)。

例え話を多用し,高度な論理をあくまでも平易に,かみ砕くように説明してくれる。おかしなことが起こる→なぜ起こったのか,という臨床例を多数展開し,「ここは読まなくてもいい」というただし書きつきで専門的考察を加え,最後には,「時間とは,リアリティーとは何か」という哲学的テーマにまで到達する。その大家ぶりと明晰さには感嘆させられるほかない。「論理的思考かくあるべし」という手本としても,万人に一読を薦めたい本である。 (ブックレビュー社)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

出版社 / 著者からの内容紹介

脳の機能不全と精神分裂病の間の関係とは?
現実世界との間にズレが生ずるのは何故か。外界のリプレゼンテーションという作業を脳がこなしきれなくなるとき症状が現れる。脳の働きと精神の病理を解き明かす

登録情報

  • 文庫: 400ページ
  • 出版社: 講談社 (2006/8/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061597736
  • ISBN-13: 978-4061597730
  • 発売日: 2006/8/11
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 303,722位 (本のベストセラーを見る)
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25 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
羊頭狗肉 2004/3/17
By カスタマー
形式:単行本
各章は興味を引くエピソードで始まる。が、いつまでたっても、エピソードとその分析の羅列が続く。読書日記の印象すらある。独自の学術的見解や仮説は明確には述べない。ましてや、本全体に渡って述べた知見を体系立てる努力など眼中にない。
素人には真新しいのかもしれないが、脳科学の素養を持つ読者には、全くものたりない、教科書レベルかそれ以下の内容。
推薦文に「初めての日本独自の脳科学」云々とあるが、外国文献に頼るところが大であった。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
精神科医である著者が豊富な臨床体験に基づき精神分裂病の症状や見地を示す。これが主旋律。同時に臨床体験から導かれる人間存在に関する深い洞察や哲学が語られる。

哲学者の哲学は、哲学のための哲学になりがちだが、精神科医という確固たる立脚点から語られる哲学や人間洞察は、圧倒的なリアリティを持って訴えかけるものが感じられる。

読んでいる私自身は、精神分裂病自体に興味がある訳ではないが、この病的状態から逆算/推測し、人間というものの本質の理解に近づける気がする。

なお、文末に記された193にも渡る参考文献も圧巻。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Luna
形式:単行本
 著者の治療体験に基づいて書かれたこの本は、巷に溢れる学術書では得られない、貴重な精神医療の資料でもある。
 本物の臨床精神科医とは?本物と偽者を見分ける参考になるだろう。
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