「序章 脳を鍛える前に」から始まり、「第1章 脳が冴える朝の迎え方」「第2章 脳をフル回転させるオフィスワーク」「第3章 脳を鍛える午後の仕事」「第4章 脳をいきいきさせるオフタイム」「終章 究極の脳活性法」と続く。
著者の言いたいことは、「脳を刺激するためには『新しい体験』が欠かせない。しかし脳はとてもサボり上手な器官である。右脳を使って新しいことをやるよりも、いつもやっていることを左脳で繰り返す方が得意でその方が脳にとって楽である。だから、日常生活のさまざまな場面で工夫して新しいことにチャレンジする必要がある。」ということだと思います。
第1〜第4章は、おおむね1日の時間の流れに沿って、その実践法をあれこれ書いています。
書かれている個々の内容は、「コーヒーの香りで脳刺激」とか、「いつもと違う道で駅まで歩く」とか、「アイデアや情報はボイスレコーダーで録音」などなど、極めてありふれた平凡な記述が続きます。なので、仕事や生活に関して具体的改善のアイデアという面では、あまり期待できない本です。
しかし、その反面、私は「そういえば、時間を節約しようとして、最短の道ばかり歩いているなあ」とか、「昔は新しい店ばかり探して食事に行っていたが、最近は新しい店がどちらかといえばおっくうになっているなあ」とか感じ、「やっぱり齢をとってきたのか」と反省しました。
そういう面で反省を促し、「今日から少しでも新しいことを生活に取り入れよう」と思わせる本です。
160ページで文字も大きいので、すぐに読めます。ちょっと時間を使って一読しても損はないかも。