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脱構築とプラグマティズム―来たるべき民主主義 (叢書ウニベルシタス)
 
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脱構築とプラグマティズム―来たるべき民主主義 (叢書ウニベルシタス) [単行本]

ジャック デリダ , サイモン クリッチリー , リチャード ローティ , エルネスト ラクラウ , シャンタル ムフ , J. Derrida , Chantal Mouffe , S. Critchley , R. Rorty , E. Laclau , 青木 隆嘉
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

来たるべき民主主義にとって政治的決定の根拠は何かという現代政治の核心をなす問題をめぐる白熱の討議。脱構築(デリダ)対プラグマティズム(ローティ)を軸に、多様性と対立を尊重する「多元的民主主義」による政治の転換をめざす。

内容(「MARC」データベースより)

来たるべき民主主義にとって政治的決定の根拠は何かという、現代政治の核心をなす問題をめぐる白熱の討議。脱構築対プラグマティズムを軸に、多様性と対立を尊重する「多元的民主主義」による政治の転換をめざす。

登録情報

  • 単行本: 194ページ
  • 出版社: 法政大学出版局 (2002/07)
  • ISBN-10: 4588007416
  • ISBN-13: 978-4588007415
  • 発売日: 2002/07
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
力を込めて民主主義を擁護するローティとデリダは、

民主制が哲学的あるいは合理的あるいは普遍的基礎づけによって確保されるとは考えず、合理主義・普遍主義を厳しく批判する。

●連帯を夢見るリチャード・ローティ

「哲学の訓練をへた者としては、私は形而上学批判に大いに熱を上げたが、民主主義国家の市民としては、

形而上学批判が ― 非常に長い目でみれば別だが ― それほど役に立つとは考えていない」

「紛れもないプラグマティストである私は、理論は道具のようなものだと思っている」

「無様でぎこちなく、しかも何をさしているのかわからない」とは、ハイデガーの「存在」に対するコメントである(笑)。

●連帯を断念したジャック・デリダ

「どんなに説得的で疑いを入れない討論や説得にも力や暴力がある」

「私は自分が哲学者であることを主張するとともに、いつまでも哲学者でありたいと思っています」

「私が哲学史上の偉大な人々、特にフッサールから学んだものは、

無益で脆弱な経験的言説の内部にとどまらないためには超越論的な問いを提起しなければならないこと、

・・・超越論的な問いを果てしなく革新する必要があるということでした。しかしその問いを革新するには、

虚構や偶発性や偶然性に含まれている可能性を考慮しなくてはなりません」

「民主政治に哲学的反省が欠かせないのは、民主政治そのもののダイナミックスを理解するためには、

力や対立は根絶できないという事実から生まれるありとあらゆる結果を考えてみる必要があるからだ」

哲学的反省あればこそ、合意の特権化に内在する全体主義的傾向を感知できるのだと、

差異の対決できる場(=民主制)の確保を提唱するシャンタル・ムフ女史の序論が実にいい。
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形式:単行本
 ローティは好きではないが、ここではうなずける意見がある。本書で脱構築の行為遂行性ばかり強調するデリダだけでは私たちの社会も進展しにくいと素直に認めてほしい。かく乱だけでなく、それを積極的に「流用」しようとしているバトラーの方がましだ。一方、ラクラウの説明の方が全然分かりやすい。存在論的な政治よりも存在としての政治を見つめろと読者に力説。彼が言う民主主義の代議士の自己充足的で「社会的なもの」に対して極めて不透明な振る舞いはもうこの国では氾濫してるしね。。。
 中国でも20世紀の初頭に「問題」と「主義」の論争(問題を一個一個解決する方がいい、それとも概念・主張を重んじる方がいい。という論戦)があり、昔の主義は今や脱構築に取って代わられたと見れば、天性のアイロニストの多い東洋でもこのような論争が起き易いとも思った。
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