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脱常識の社会学―社会の読み方入門
 
 

脱常識の社会学―社会の読み方入門 [単行本]

ランドル コリンズ , Randall Collins , 井上 俊 , 磯部 卓三
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

なぜ我々は疑いもせず,取引きができるのだろう.なぜ結婚するのだろう.当たり前のこととして片づけられている日常の生活をめぐる「常識」.その深層構造を儀礼と象徴を通して脱「常識」化し,解明してゆく.

内容(「BOOK」データベースより)

われわれの社会はいつ、なぜ、どう形づくられたのか?「常識」を儀礼と象徴を通して脱常識化、日常の深層構造をあざやかに解明してゆく。

登録情報

  • 単行本: 254ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1992/3/13)
  • ISBN-10: 4000012754
  • ISBN-13: 978-4000012751
  • 発売日: 1992/3/13
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 59,563位 (本のベストセラーを見る)
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21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 社会学の入門書である。
 「社会学」といえば、誰もが知ってる「当たり前」のことを、さも難しげに書いたり論じたりして、「人を煙に巻く」学問であると、定評がある。著者コリンズは、序文で「まったくだ」と認め、しかし、そういう社会学にも噛み付く。

 世の中についての、当たり前でない、しかし実に明快な見方を提供するのが、社会学の本当の使命だ、というのである。

 この書には、出版されてないが、密かに出回っている翻訳書があって、そのタイトルも『社会学的洞察力 : 非自明的社会学序説 : (理性・神・権力・犯罪・愛)』という。こっちの方がよく内容を伝えている。

 我々が当たり前だと思っている理性(合理性)、神様(宗教)、権力、犯罪、そして愛について、実に当たり前でない、しかしとっても明快な論述が展開される(しかもとても短い)。

 この本を知ったなら、そして読んだなら、いろんな人たちが(専門家や評論家が)したり顔で社会や世界や世間を論じているのを見て、実に底が浅く、どこかで聞いたような事を、自分で疑いもせずに、繰り返しているだけだということがわかるだろう。そして、そんな人たちでつくられる社会の方は、実に底もふところも深いことに感じ入るだろう。

 社会学で何か1冊というなら、迷わずこの本を。あとは、どんな学術書を読んでも、まるで社会学のように、その底から理解したり批判したりできるようになる。

このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By maple
形式:単行本
これから社会学を学んでみようという人には良い本だと思います。
社会学の大きなテーマである、権力や犯罪、所有、合理性などを分かりやすく、かつ興味深く紹介してくれています。
社会学の論理の面白さが詰まっています。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By とげ
形式:単行本
「直感に反するような脱自明的な考え方」の数々を紹介している名著。脱自明的ではあるけれど、他の対抗仮説を寄せ付けないような論理や事実に裏づけされており、「社会科学ってなんだろう」って思っている大学1、2年生が読んでみるといいと思う。

「直感に反する」という意味で特におもしろいと個人的に思ったのが第四章の犯罪について。「普通はこう考えちゃうよな」と思いながら読むと、内容の面白さと論理の厳密さがわかってより有用であるように思います。

なお隠れた長所として、これだけコンパクトにまとまっていながら、近代社会科学を語る上ではずせないデュルケムの議論や、ウェーバーの議論のエッセンスをも垣間見ることができる点を挙げておきたいと思います。
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