名古屋にあるみそかつ屋「矢場とん」が、
「家業」から「企業」へと発展することができた秘訣はどこにあるのか。
本書は「女将の言葉」をキーワードに、50の「成功の心得」がまとめられている。
とてもわかりやすい語り口で、あっという間に読み終えてしまう分量でありながら、
非常に内容は濃く、学ぶことの多い本だった。
「いつか自分の時代になったら、暖簾を変えたい」
そんな小さな夢からスタートした、女将さんの「矢場とん」での生活。
暖簾を変え、食器を変え、メニューの並びを変え・・
少しでも、自分の理想のお店に近づけようと、
少しずつ小さな工夫をこらしていく女将さんのパワフルな姿に
ワクワクしながら、本書を読み進めていきました。
「改革」というとなんだか大げさに聞こえるけれど、
「小さな工夫」の積み重ねが、「改革」と呼ばれるものになる。
そんなことを、あらためて思いました。
「矢場とん」を大きく成長させた原動力。
それは、結局、女将さんの行動力、強い信念、そして家族やお店への深い愛情。
これは、どの仕事でも、また人生においても求められているものなのではないだろうか。
本書を通して、このことを強く感じ取りました。
本の帯には、「個人経営者必読!」とあるけれど、
経営者だけでなく、一般の会社勤めの人が読んでも、
日々の仕事で役に立ち、心に響くメッセージがいっぱいつまっています。
「今の仕事、このままで本当にいいのかな」
と悩んでいる人も、ぜひ、本書を一読することをお勧めします!
きっと、女将さんの姿から、何かヒントをつかめるはず。
私も負けていられない、ガンバロウ!
そんな勇気と元気を、この一冊からいただきました。